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鎌田が惜別アシスト!!鳥栖に敗れた浦和は3連敗で暫定9位に後退

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決勝点となるプロ初ゴールを決めた鳥栖MF福田晃斗

[6.25 J1第16節 鳥栖2-1浦和 ベアスタ]

 サガン鳥栖はホームで浦和レッズと対戦し、2-1で競り勝った。3試合ぶりの白星で4戦負けなし(2勝2分)。6勝5分5敗の勝ち点23に伸ばし、順位も10位に上げた。

 鳥栖は前半20分、フランクフルトへの完全移籍が発表され、この日がラストマッチとなったMF鎌田大地がPA内でこぼれ球を拾って右足でシュートを狙うが、DF遠藤航がブロック。同22分にはスルーパスに抜け出したFWビクトル・イバルボがGK西川周作も振り切って無人のゴールへ左足でシュートを打ったが、カバーに戻ったMF駒井善成が体を張ってブロックした。

 絶体絶命のピンチをしのいだ浦和は前半40分、MF柏木陽介の右CKからDF槙野智章がヘディングシュートを放つが、GK権田修一が横っ飛びでキャッチ。互いにチャンスを生かせず、前半はスコアレスで折り返した。

 鳥栖は後半13分、DF吉田豊のロングフィードに反応したFW田川亨介が槙野を振り切ってPA内へ進入。GKと1対1の絶好機を迎えたが、左足のシュートは体勢を崩してしまい、枠を捉えられなかった。

 それでも後半20分、鳥栖は鎌田の右CKからFW小野裕二が豪快なダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、先制点。鎌田のアシストで均衡を破った。浦和も同25分、DF森脇良太の右クロスに逆サイドから飛び込んだMF関根貴大が頭で合わせるが、ゴール左へ。同点のチャンスを生かせず、試合終了間際には決定的な2失点目を喫した。

 後半45分、森脇からバックパスを受けた遠藤が後方から田川のプレッシャーを受けてボールを失い、こぼれ球を奪ったMF福田晃斗がそのままドリブルでPA内に進入。右足でゴールに流し込み、プロ初ゴールが鳥栖に勝利を呼び込む貴重な追加点となった。

 浦和は後半アディショナルタイムに途中出場のFW李忠成がDFキム・ミンヒョクのファウルを受け、PKを獲得。これを自らゴール右隅に決めて1-2と1点を返したが、反撃及ばず、今季初の3連敗を喫した。これで4試合勝ちなし(1分3敗)となり、消化試合が1試合少ないとはいえ、首位・柏と勝ち点11差の暫定9位に順位を落とした。

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