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1部昇格逃したテネリフェ、指揮官はヘタフェを非難「総じてアンチフットボールだった」

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1部昇格を逃したテネリフェ

 MF柴崎岳が所属するテネリフェは24日のリーガ・エスパニョーラ1部昇格プレーオフ決勝セカンドレグ、アウェーでのヘタフェ戦を1-3で落とし、2試合合計2-3で1部昇格を逃した。

 このセカンドレグ、柴崎のクロスから生まれたアウェーゴールによって一時的に1-2とし、リーガ昇格に近づいたテネリフェだが、その後ヘタフェに追加点を決められて結局追いつくことはかなわなかった。

 試合後に会見に出席したホセ・ルイス・マルティ監督は、昇格を果たせなかったことへの失望を隠さなかった。

「大きな無力感と怒りを覚えている。選手たち、ファンにとって人生は不当なものだ。我々は褒賞を得るに値したし、人生というものはじつに残酷だよ。ただ、最後まで全力を尽くした選手たちには誇りを感じている」

 マルティ監督は一方で、ヘタフェがラフプレーや時間稼ぎを繰り返していたとして憤りを表している。

「その振る舞いは総じて恥ずべきものであり、アンチフットボールになり得るものだった。それだってフットボールではあるが」

「ライバルは自分たちがすべきと思うプレーをすればいいし、一方で審判はしっかりと対応しなくてはならない。ひざの上から打撃を与えたとしたら、それはレッドカードだよ。しかし審判について話すことは望まない。私がしなければいけないのは選手たちを元気付けることだ」

 またテネリフェGKダニ・エルナンデスも、「侮辱やラフプレーなどあらゆることをしていたし、なおかつその恩恵を受けていた」とヘタフェ及び審判に不満を表している。


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