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1年間の補強禁止なのに…アトレティコ、年内復帰絶望のイブラヒモビッチ獲りへ

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 アトレティコ・マドリーマンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチ(35)に興味を示しているようだ。スペイン『マルカ』など複数メディアが報じている。

 昨季限りでパリSGを退団したイブラヒモビッチは、今季プレミアリーグに主戦場を移し、28試合で17得点を記録した。しかし4月のヨーロッパリーグで右膝前十字靭帯を断裂し、年内の復帰は絶望的。そのため、ユナイテッドは契約延長のオプションを行使せず、イブラヒモビッチの今季限りでの退団が濃厚となっている。

 アトレティコは、国際サッカー連盟(FIFA)から未成年の外国人選手補強に関する規約違反で1年間の補強禁止処分を受けている。そのため、ストライカー獲得に向けてリヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットチェルシーのFWジエゴ・コスタの獲得交渉を進めていたが断念せざるを得なくなった。

 報道によると、アトレティコはイブラヒモビッチのリハビリの面倒も見るつもりがあるようで、来年1月に選手登録を行う戦略を進めているという。獲得する上で問題となるのが高額の給料だが、イブラヒモビッチの代理人であるミノ・ライオラ氏は、彼のヨーロッパでプレーを続けたいという希望を叶えるために交渉を進める可能性が高いと報じている。

 イブラヒモビッチは2009年夏にバルセロナに移籍し、29試合6得点でリーガ・エスパニョーラ制覇に貢献したが、怪我によるコンディションの不調や当時の指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督との確執が噂され、わずか1シーズンでミランに移籍。リーガ復帰となれば約7年ぶりとなる。


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