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J3無敗首位の秋田、今季優勝でも昇格消滅…J2ライセンス申請断念を発表

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ブラウブリッツ秋田はJ2ライセンス申請の断念を発表した

 ブラウブリッツ秋田は30日、クラブライセンス申請に関する記者会見を行い、今年のJ2ライセンス申請を断念することを発表した。

 秋田の本拠地のあきぎんスタジアムはJ2ライセンスを取得するために必要なスタジアム基準(1万人収容など)を満たしておらず、J3ライセンスを保有するにとどまっている。今季は13試合が終わったJ3で10勝3分の無敗で首位を走る秋田だが、ライセンス基準をクリアしなければ、仮にJ3優勝を決めた場合でも、J2昇格は叶わないことになっていた。

 そして公式サイトによると、記者会見を行った岩瀬浩介代表取締役社長は「現段階ではJ2ライセンスの申請は出せず、J3ライセンスの申請で留まった」と今季もJ2ライセンス申請が行えない事実を報告した。

 しかし、この発表は決してネガティブなものではないという。行政を巻き込んだ新スタジアム建設の議論が活発化していることなどを挙げ、「我々にとっても秋田にとってもネガティブな記者会見ではない。今年の申請はできないものの、来季についてはJ2クラブライセンスの申請を提出し、来季はJ2に向けた勝負をするシーズンとし、最短で2019シーズンにはJ2昇格を目指すことといたします」との見解を語った。


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