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[なでしこリーグ杯]A組は2位以下混戦、B組は形勢固まる:第6節

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 なでしこリーグ杯の第6節が1日と2日に行われた。

 A組は首位の日テレ・ベレーザが新潟市陸上競技場で行ったアルビレックス新潟レディースとの一戦に3-0で快勝。途中出場のMF籾木結花が後半15分に先制点を奪うと、同22分にDF岩清水梓の右足弾で加点。同41分にはFW田中美南がダメ押し点を決めた。

 日テレが一歩抜け出しているが、2位以下は混戦。2位から4位までに3チームが同勝ち点で並んでいたが、その2チームのAC長野パルセイロ・レディースノジマステラ神奈川相模原が対戦。前半から激しい点の奪いあとなり、長野が2度のビハインドを追いついて、さらに後半38分にMF齊藤あかねのゴールで逆転に成功したが、同42分にノジマはFWミッシェル・パオのゴールでドローに持ち込んだ。

 勝ち点を7に伸ばした長野Lは得失点差で2位をキープ。同勝ち点のノジマは3位の浮上。試合のなかった勝ち点6のジェフユナイテッド市原・千葉レディースが4位に後退した。

 混戦のA組とは逆に、B組は形勢が固まりつつある。首位のINAC神戸レオネッサは敵地でベガルタ仙台レディースに2-1で勝利。後半6分に獲得したPKをDF高瀬愛実が決めて先制に成功すると、同点に追いついかれて迎えた同17分にはMF中島依美のクロスからオウンゴールを誘発して競り勝った。2連勝のINACの勝ち点は13。

 2位の浦和レッズレディースは三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で行った伊賀フットボールクラブくノ一との一戦に1-0で勝利。終盤までスコアレスと苦戦したが、終了間際の後半アディショナルタイム2分にMF筏井りさのFKをFW安藤梢が頭で合わせて劇的勝利を飾った。浦和も2連勝で勝ち点は11に伸びた。

 なでしこリーグ杯は各組2位までが決勝トーナメントに勝ち上がる。A組は2位以下が混戦で今後も順位が入れ替わる可能性があるが、B組は2位の浦和Lと3位の仙台Lの差が7開いており、上位2チームの勝ち上がりが有力となっている。

 グループリーグの戦いは残り4節。次節の第7節は8日と9日に行う。


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