守備崩壊で4戦13失点…浦和GK西川「良い結果ばかりでないのがサッカー」
[7.5 J1第13節延期分 川崎F4-1浦和 等々力]
守備の崩壊が止まらない。川崎F相手に1-4の完敗を喫した浦和レッズは、ここ4試合での失点が13になった。ゴールマウスを託されるGK西川周作は「チームが勝てない状況、失点が多い状況はしっかりと受け入れないといけない」と声を落とした。
前半16分の1失点目はFW小林悠、そして同29分の2失点目はMF阿部浩之に最終ラインの裏に抜け出されて1対1の状況からネットを揺らされた。決して西川1人の責任ではないが、「自分が何ができたかをしっかりと考えないといけない。ああいう状況だったからこそ、自分が止めないといけないし、他のGKとの違いを見せられる場面だったと思う」と悔しさを滲ませた。
危機に瀕したときにチームを救うようなセーブを――。この日対戦した川崎Fの守護神は、試合の流れに大きな影響を与えるビッグセーブを披露していた。後半8分、MF駒井善成のクロスに反応したGKチョン・ソンリョンが弾くと、こぼれ球をPA内で拾ったFWラファエル・シルバがフリーで右足からシュートを放つ。決定的な場面となったが、好反応を見せたチョン・ソンリョンが阻んで得点を許さなかった。
西川は対戦相手となったGKのビッグセーブを引き合いに出し、「チョン・ソンリョン選手は非常に素晴らしいところで止めていた」と話すと、「GKの働きは一番流れを変えられる。自分自身しっかり責任を背負いながら、これからも浦和レッズのゴールを守っていきたい」とGKにしかできない仕事があると力を込めた。
ここ5戦で4敗目(1勝)。チームは浮上のきっかけをつかめずに黒星を重ねている。「当然、良い結果ばかりでないのがサッカーだし、こういう経験はこれまでもしてきた。ただ、レッズでは自分自身、初めての経験だし、自分たちも応援してくれている方も悔しい思いをしていると思うけど、これから先のサッカー人生において必ず糧になると信じている」。次戦こそはチームに大きな流れを呼び込むようなセーブでゴールを守り抜き、「一番の薬」と語る白星を獲得したい。
(取材・文 折戸岳彦)
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守備の崩壊が止まらない。川崎F相手に1-4の完敗を喫した浦和レッズは、ここ4試合での失点が13になった。ゴールマウスを託されるGK西川周作は「チームが勝てない状況、失点が多い状況はしっかりと受け入れないといけない」と声を落とした。
前半16分の1失点目はFW小林悠、そして同29分の2失点目はMF阿部浩之に最終ラインの裏に抜け出されて1対1の状況からネットを揺らされた。決して西川1人の責任ではないが、「自分が何ができたかをしっかりと考えないといけない。ああいう状況だったからこそ、自分が止めないといけないし、他のGKとの違いを見せられる場面だったと思う」と悔しさを滲ませた。
危機に瀕したときにチームを救うようなセーブを――。この日対戦した川崎Fの守護神は、試合の流れに大きな影響を与えるビッグセーブを披露していた。後半8分、MF駒井善成のクロスに反応したGKチョン・ソンリョンが弾くと、こぼれ球をPA内で拾ったFWラファエル・シルバがフリーで右足からシュートを放つ。決定的な場面となったが、好反応を見せたチョン・ソンリョンが阻んで得点を許さなかった。
西川は対戦相手となったGKのビッグセーブを引き合いに出し、「チョン・ソンリョン選手は非常に素晴らしいところで止めていた」と話すと、「GKの働きは一番流れを変えられる。自分自身しっかり責任を背負いながら、これからも浦和レッズのゴールを守っていきたい」とGKにしかできない仕事があると力を込めた。
ここ5戦で4敗目(1勝)。チームは浮上のきっかけをつかめずに黒星を重ねている。「当然、良い結果ばかりでないのがサッカーだし、こういう経験はこれまでもしてきた。ただ、レッズでは自分自身、初めての経験だし、自分たちも応援してくれている方も悔しい思いをしていると思うけど、これから先のサッカー人生において必ず糧になると信じている」。次戦こそはチームに大きな流れを呼び込むようなセーブでゴールを守り抜き、「一番の薬」と語る白星を獲得したい。
(取材・文 折戸岳彦)
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