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[関西選手権]関学大と阪南大が互いに2年ぶりの決勝進出…7.9に激突!:準決勝

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関学大が2戦連続のPK戦をものにして決勝へ

 夏の大学日本一決定戦である総理大臣杯の関西予選にあたる第46回関西学生サッカー選手権大会の準決勝が5日に行われた。関西学院大は1-1(PK4-3)で大阪体育大に勝利し、阪南大関西大を3-1で下し、ともに2年ぶりの決勝進出を決めた。決勝および3位決定戦は9日にキンチョウスタジアムで行われる。

 関西学院大は大阪体育大と対戦。試合は90分でも決着はつかずに延長戦に突入。延長前半2分にMF難波圭輔(4年=市立西宮高)のアシストからMF山本悠樹(2年=草津東高)のゴールで関学大が先制に成功する。

それでも延長後半アディショナルタイム1分に大体大が同点弾。左サイドからDF小川明(3年=履正社高)が入れたロングスローはDFにクリアされるも、MF平田健人(3年=星稜高)、MF西田恵(2年=関大北陽高)がしぶとく頭でつなぎ、最後はPA内正面のDF菊池流帆(3年=青森山田高)が豪快なオーバーヘッド。劇的ゴールで延長戦を終え、PK戦へ突入した。

 先攻の大阪体育大が3人目まで成功させたのに対し、2戦連続のPK戦となった後攻の関学大は、1人目のMF魚里直哉(4年=C大阪U-18)のシュートがGK立川小太郎(3年=初芝橋本高)に阻まれる。PK3-2で迎えた大体大の4人目、ルーキーDF有働周平(1年=広島皆実高)のシュートは枠外。対する関学大は難波が決め、PK3-3と振り出しに戻し、最終キッカーへ回った。

 大体大・平田のシュートは守護神・上田智輝(4年=京都U-18)がストップ。決めれば勝利の関学大は主将のDF下田義起(4年=近大附高)が冷静にゴールネットを揺らす。この瞬間に関学大の決勝進出が決定した。

 阪南大は関西大に3-1で勝利した。前半11分にDF長谷川隼(2年=川﨑F U-18)のゴールで先制。同15分にはDF吹ヶ徳喜(2年=名古屋U18)が追加点を奪う。後半35分には1点を返されたが、同37分にルーキーFW山口拓真(1年=西武台高)がドリブル突破からダメ押しの3点目。3-1で試合を終え、決勝行きを決めた。

結果は以下のとおり

▽準決勝(7月5日)
[ヤンマースタジアム長居]
大阪体育大 1-1(PK3-4) 関西学院大
[大]菊池流帆(110分+1=補・西田恵&平田健人)
[関]山本悠樹(92分=補・難波圭輔)

阪南大 3-1 関西大
[阪]長谷川隼(11分)、吹ヶ徳喜(15分=補・永野雄大)、山口拓真(82分)
[関]竹下玲王(78分=補・荒木隼人)

▽3位決定戦・決勝(7月9日)
[キンチョウスタジアム]
関西大 11:00 大阪体育大
阪南大 14:00 関西学院大

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