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鹿の背中を捕まえる! 首位奪還を懸けた直接対決…桜の返り咲きか、太陽王の再浮上か

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首位鹿島を追いかける2位C大阪と3位柏

「DAZN×ゲキサカ」J1第18節 注目試合ピックアップ
7月8日(土)
C大阪 vs 柏 [金鳥スタ]

 J1第18節が8、9日に開催される。キンチョウスタジアムでは2位セレッソ大阪と3位柏レイソルが対戦。首位の鹿島アントラーズをそれぞれ勝ち点1差と2差で追いかける両チームが激突する。

 C大阪は前節、金鳥スタでFC東京戦と対戦し、3-1で逆転勝利。のちに未消化の試合で勝ち点3を積み上げた鹿島に抜かれはしたものの、その時点で暫定首位に立った。前半戦を2位で折り返したC大阪は、ここまでリーグ2位の33得点を誇り、15失点もリーグで2番目に少ない数字。そして得失点数はリーグ1位の「+18」と、攻守に安定した戦いを見せ、リーグ戦7試合負けなし(6勝1分)としている。

 6月28日にMF清武弘嗣が全治8週間の負傷で戦線離脱することが発表されたC大阪だが、前節は代わりに右サイドハーフで先発したMF水沼宏太が躍動。1点ビハインドの状況から2アシストを記録し、チームの逆転勝利に貢献している。C大阪は今季、金鳥スタでは公式戦9戦全勝。水沼も同スタジアムの直近3試合で1ゴール4アシストと相性が良い。

 日立柏サッカー場で行われたJ1第10節の柏戦は0-1で敗れているC大阪。無敗記録を公式戦11試合(6勝5分)、リーグ戦7試合(4勝3分)でストップされた相手だが、今回も公式戦11試合(10勝1分)、リーグ戦7試合(6勝1分)負けなしの状況で再び激突することになった。リベンジの舞台は“難攻不落”の金鳥スタ。鹿島追撃に向け、前回と同じ轍を踏むわけにはいかない。

 対する柏は前節の鹿島戦で2-3の敗戦を喫した。リーグ戦11試合ぶりの黒星となり、首位から陥落。今季公式戦での3失点は3月5日にホームで行われたJ1第2節・G大阪戦(1-3)以来となったが、試合後に下平隆宏監督がクラブ公式サイトを通じて「全く下を向く必要はない」と語った通り、ゲーム内容は悪くなかった。鹿島戦でミスから失点し、今節は強い気持ちで臨んでくるであろうGK中村航輔を中心に相手の強力攻撃陣を抑え、前回対戦の再現を狙いたい。

 柏はリーグ前半戦を終え、J1初制覇を果たした2011年の同時期と同じ勝ち点34を獲得。ただ、前回の優勝時は連敗が1度もなかった。ここで再び鹿島の背中をとらえるのか、それとも今季初の連敗で突き放されるのか。後半戦を占う重要な一戦となる。

(データ提供:Opta)
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