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赤い悪魔から清貧のカトリック司祭へ…年収9000万の元プレミア選手が驚きの転身

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フィリップ・マルリン氏

 マンチェスター・ユナイテッドでプレー経験のある元北アイルランド代表選手、フィリップ・マルリン氏がキリスト教カトリック司祭に任命されたと、イギリスメディア『BBC』が8日、報じている。

 マルリン氏は1978年生まれの39歳で、北アイルランドのベルファスト出身だ。1994年にマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入すると、3年後の1997年10月、EFL杯のイプスウィッチ戦でトップチームデビューを果たした。プレミアリーグでは1998年5月のウォルソール戦でデビューしている。だがトップ選手の集まるユナイテッドでは成功をつかめず、出場わずか5試合で、ノリッジへと移籍した。ノリッジでは2004年に2部優勝を経験し、翌シーズン、プレミアリーグ復帰を果たした。そして2009年に引退を迎えている。

 現役時代は年俸60万ポンド(約9000万円)を手にしていたマルリン氏だが、引退後の2年間、ベルファストの大学などで哲学を学んだのち、ローマにあるカトリック系の大学で神学を学び、神の道を志した。清貧を重んじるドミニコ会に入信し、昨年10月に助祭に任命された。そして8日、さらに上の職位である司祭に任命されている。レッドデビル(赤い悪魔)ことユナイテッドから人々を天国へと導く聖職者へ、マルリン氏は驚きの転身を遂げていた。


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