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セルティックOB、CLでの躍進を回顧「クラブ史上最高のチームではないが…」

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セルティックの躍進を支えたMF中村俊輔

 セルティックで活躍したヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンクは、クラブの現状に言及し、長期的なビジョンと“Xファクター”が必要と語っている。『デイリー・レコード』が報じている。

 セルティックは2006-07、2007-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で2季連続となるベスト16進出の快進撃を見せていた。もちろんMF中村俊輔(磐田)の目覚ましい活躍にフォーカスが当てられがちだが、当時の躍進を支えたヘッセリンクはゴードン・ストラカン監督率いるチームには他にも重要な要素が多くあったと考えている。

 ヘッセリンクは「幸運にも2度グループリーグを突破できた。あれがセルティック史上最高のチームとは思わないが、ゴードンが率いるチームは特別な何かを作り出せ、違いを生み出せていた」と当時のチームを振り返っている。

 また、現在チームを指揮するブレンダン・ロジャース監督の下、セルティックは成功を収められると感じているようだが、欧州を舞台に躍進を遂げるには一貫した哲学と特別な何かが必要だと考えているようだ。

「昨年セルティックはバルセロナ、ボルシアMG、マンチェスター・シティと引き分けた。これは大きなボーナスだったが、ベスト16を目指すなら、すでにある土台の上に築き上げるべき何かを求める必要がある。昨季はセルティックにとって特別な1年で、彼らはまだまだ成功を続けられる。セルティックはアヤックスやバーゼル、PSVと同じような状況で、ベスト16に進出するために僅かな変化が必要だ」

「チャンピオンズリーグは大きな挑戦だが、グループリーグ突破を目指して戦わなければならない。これはセルティックだけではなく、スコットランドのフットボール界にとっても重要なことだ。ビッグクラブであるセルティックがあの舞台に立てないことは非常に恥ずべきことだ。もう一度グループリーグを突破できると信じている」

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