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雷のため後半20分で中断、中止が決定…名古屋VS八戸は再試合へ

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[7.12 天皇杯3回戦 名古屋-八戸 パロ瑞穂]

 第97回天皇杯全日本サッカー選手権は12日、各地で3回戦を行い、J2の名古屋グランパスはJFLのヴァンラーレ八戸と対戦した。名古屋が1-0でリードした試合は雷のため、後半20分27秒で中断。約1時間後に中止が決定し、再試合が行われることになった。

 2回戦でJ1甲府を撃破し、JFL勢で唯一3回戦に駒を進めた八戸が立ち上がりからチャンスをつくる。前半3分、右後方で相手のボールをカットしたFW谷尾昂也がドリブルで持ち上がり、右足シュート。8分にはFW中田大貴がPA手前で左足を振り抜いたが、シュートは左ポストを直撃した。

 名古屋も徐々に流れを引き寄せ、前半28分にファーストシュート。MF和泉竜司がFW押谷祐樹とワンツーの形でエリア内に抜け出し、GKとの1対1から右足シュート。決定的なチャンスだったが、GK田中賢治のファインセーブに阻まれ、スコアレスで前半を折り返した。

 後半立ち上がりも八戸が押し込み、同3分にMF金久保彩がミドルシュート。7分には右サイドからのアーリークロスをFW井上翔太郎がヘディングシュートで狙った、惜しくも枠をとらえられなかった。

 しかし、名古屋がセットプレーから試合を動かす。後半8分、押谷が右足で蹴り上げた右CKをニアサイドのFW永井龍がヘッドで押し込み、先制のゴールネットを揺らした。次第に雨が強まり、雷のため試合は後半20分27秒で中断。約1時間後に中止の判断が下された。


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