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浦和?G大阪?磐田?清水?筑波旋風、次なる“標的”へ選手の希望は三者三様

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筑波大はJクラブ勢を3連破し、4回戦進出を決めた

[7.12 天皇杯3回戦 筑波大2-1福岡 Ksスタ]

 1回戦でJ3のYS横浜、2回戦でJ1の仙台、そしてこの日の3回戦でJ2の福岡と、Jリーグ勢を3連破し、16強入りを決めた筑波大だが、次なる対戦相手に関して選手たちの“希望”は三者三様だった。

 4回戦以降の組み合わせ抽選会は8月7日に行われるが、05年から10年まで清水エスパルス、13年にガンバ大阪といずれも長谷川健太監督の下でアシスタントコーチを務めた小井土正亮監督は、現在もG大阪を率いる長谷川監督との“対決”を心待ちにしている。

 一方の選手はというと、MF戸嶋祥郎(4年=市立浦和高)は「埼玉出身なので浦和と対戦したい。地元の埼玉で試合ができたらうれしい」と、浦和レッズとの対戦を熱望。清水エスパルスユース出身のMF西澤健太(3年)は「僕は清水とやりたい」と声を大にした。

 磐田U-18出身で、卒業後のジュビロ磐田入団が内定しているFW中野誠也(4年)はあえて自らクラブ名を挙げず、報道陣からの「磐田との対戦が決まったら」との質問に「やりやすい部分とやりにくい部分がある」と苦笑い。「あえて磐田と言わず、どこのチームともやってみたい。1試合でも多く、Jリーグのチームとやりたいという気持ちが強い」と、抽選結果に身を委ねるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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