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新戦力ラカゼットが鮮烈デビュー!移籍後初ゴールでアーセナルを勝利に導く

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アレクサンドル・ラカゼットが移籍後初ゴール

[7.13 親善試合 シドニーFC 0-2 アーセナル]

 オーストラリア遠征中のアーセナルは13日、シドニーFCとプレシーズンマッチを行い、2-0で勝利した。今後、アーセナルは15日にウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦する。

 今夏初の実戦に臨んだアーセナルは、シャルケから加入したDFセアド・コラシナツが先発出場。リヨンからクラブ史上最高の4500万ポンド(約66億円)で加入したFWアレクサンドル・ラカゼットはベンチスタートとなった。

 試合は前半4分に動いた。アーセナルはMFメスト・エジルの右CKからこぼれたボールをDFペア・メルテザッカーが右足ボレーで押し込み、先制点。2016-17シーズンは怪我に苦しみ、最終節の1試合の出場にとどまった元ドイツ代表DFが復活を印象づける一撃を決めた。

 これで主導権を握ったアーセナルは後半9分、相手のバックパスに反応したFWダニー・ウェルベックの横パスをFWセオ・ウォルコットが右足で合わせる。カバーに戻った相手DFの背中に当たったかに見えたが、主審がハンドを宣告。しかし、このPKをウェルベックがGKに止められてしまい、追加点とはならなかった。

 それでも後半38分にアーセナルがダメ押しの2点目を決める。右サイドでパスを受けたFWアレックス・イウォビがPA右に侵入して中央に折り返すと、途中出場のラカゼットが右足で合わせ、2-0。期待の新ストライカーが早速ゴールを決め、アーセナルが快勝した。

 アーセナルは2016-17シーズンで5位に終わり、19シーズンぶりにチャンピオンズリーグ出場権を逃した。そのため、アーセン・ベンゲル監督の退任論が高まったが、契約を2年延長し、続投が決まった。だが、2017-18シーズンも欧州CL出場権を逃すことになれば、ベンゲル体制も終焉を迎えることは間違いない。プレシーズンマッチとはいえ、新シーズンに向けてしっかり調整を進め、批判の声を跳ね除けるようなシーズンにしたいところだ。


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