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カズ3か月ぶりベンチ入りの横浜FC、連敗を4でストップ!岐阜は連勝ならず

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[7.15 J2第23節 横浜FC1-0岐阜 ニッパツ]

 J2リーグは15日、第23節を行い、横浜FCはホームでFC岐阜と対戦し、1-0で勝利した。横浜FCは連敗を4でストップ。前節で11試合ぶりに白星を飾った岐阜は今季2度目の連勝とはならなかった。

 横浜FCは8日に行われた第22節松本戦(1-3)から先発の入れ替えはなし。FW三浦知良が第8節町田戦(0-1)以来、15試合ぶりにベンチに入った。
 岐阜は12日の天皇杯3回戦広島戦(1-2)から先発2人を変更し、DF青木翼とMF小野悠斗が先発に入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりは横浜FCがチャンスをつくり、前半2分、後方からのフィードをFWイバが胸トラップで落とし、MF野村直輝が右足でオープニングシュート。前半4分には決定機を迎え、野村の縦パス1本でDFラインの裏に抜け出したFW中山雄希が右足シュートを放ったが、GKビクトルのファインセーブに阻まれた。

 徐々に攻撃のリズムをつかんだ岐阜は圧倒的なボールポゼッションで試合を優位に進め、14分、MF庄司悦大のスルーパスを受けたDF福村貴幸がFW難波宏明とワンツーの形で密集地帯を突破し、右足シュート。20分にはFW古橋亨梧が難波とのワンツーでエリア内に抜け出して右足を振り抜いたが、決定的なシュートはGK高丘陽平のビッグセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 前半42分、横浜FCはDF新井純平がPA右からクロスを入れ、ファーサイドのMF中里崇宏が渾身のヘディングシュート。しかし、ゴールマウスに入ったDF福村が左足でクリアして窮地を救う。互いに決定機を生かせず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半立ち上がりから横浜FCが攻勢を強め、野村やMF佐藤謙介がシュートを連発。後半11分には野村の浮き球パスに中山が抜け出し、PA内右でパスを受けたFWジョン・チュングンが右足で狙ったが、シュートはクロスバーを越えてしまう。後半16分に岐阜が最初の交代カードを切り、永島を下げてMFシシーニョをピッチに送り込んだ。

 すると、後半17分に試合が動く。GK高丘が蹴り込んだロングフィードがDFラインの背後に流れ、エリア内に走り込んだジョン・チュングンが強烈な右足ボレーをゴール左上隅に突き刺し、横浜FCが1-0にスコアを動かした。

 岐阜も反撃に出ると、後半22分、PA左から福村がマイナスに戻し、PA手前のシシーニョがミドルシュート。後半24分には2枚目の交代枠を使い、野澤を下げてMF風間宏矢を投入。風間は3トップの右に入り、大本が右サイドバックに移った。同31分には右サイドからカットインした風間が左足を振り抜いたが、強烈なシュートはクロスバーを直撃。最後まで同点ゴールは奪えず、0-1で敗戦。岐阜は今季5度目の完封負けとなった。

(取材・文 佐藤亜希子)

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