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柴崎岳のステップアップの意味…スペイン人記者が考えるヘタフェ移籍の理由とは?

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ヘタフェへ移籍したMF柴崎岳

 MF柴崎岳が17日、リーガ2部のテネリフェから1部のヘタフェへと移籍した。柴崎はかねてより去就に注目が集まっており、移籍報道に終止符を打った形だ。

 今冬からテネリフェへ加わった柴崎は中心選手としてリーグ後半戦で活躍。昇格プレーオフでもゴールに絡む活躍を見せ続けた日本人テクニシャンであったが、決勝で惜しくもヘタフェに敗れ、1部復帰を逃していた。

『Goal』ではスペイン版の副編集長であるルイス・エレーラ氏に、柴崎移籍のインパクトを問いかけている。エレーラ氏はメディアの取り上げ方についてはこのように語る。

「マルカ、アス、スポルト、ムンド・デポルティーボなど大半のスポーツメディアが柴崎の移籍を報じたね。しかし、ヘタフェは昇格組の一つなので、メインニュースにはなっていないようだ」

 柴崎はセルタベティスエスパニョールといった1部中堅クラブへの移籍の可能性もあっただけに、エレーラ氏は「少し驚いた」としつつ、ヘタフェ移籍の理由を独自の見解を交えて分析している。

「より重要なクラブにジャンプアップするために、出場機会の多いクラブを選んだのだろう。まだこの時期の移籍なので、誰がライバルになるかはわからないが、テネリフェやクラブ・ワールドカップでのパフォーマンスを発揮すれば、数多くのクラブが主軸として興味を示すはずだ」

 なお、柴崎の移籍は21日に正式発表される。その会見で首脳陣や柴崎の移籍後初のコメントが明らかになると見られる。


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