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「讃岐に申し訳ない」審判委員会が千葉戦での2つの“誤審”認める

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中村太主審に抗議するGK清水健太ら讃岐の選手とスタッフ

 日本サッカー協会(JFA)の審判委員会による『2017第4回JFAレフェリーブリーフィング』が19日に行われた。

 同ブリーフィングは、Jリーグなどの試合であった事象について説明し、レフェリングや判定について理解をより深めることを目的とするもので、今季よりメディアを対象に行われている。

 今月8日に行われたJ2第22節ジェフユナイテッド千葉カマタマーレ讃岐(フクアリ)で議論を呼んだ“疑惑の判定”に関しても説明があり、前半13分の千葉の先制点、後半35分の千葉の同点ゴールにつながるPKの判定はいずれも審判団のミスで、得点は認められるべきではなかったとの見解を示した。

 千葉は前半13分、左サイドのFKが相手GKにパンチングされたセカンドボールをPA手前からMF羽生直剛がミドルシュート。再びGKが弾いたボールをFWラリベイが押し込んだが、羽生がシュートを打った瞬間、ラリベイの位置は明らかなオフサイドだった。

 さらに千葉が2-3と1点ビハインドで迎えた後半34分、DF北爪健吾の右クロスがDF武田有祐の手に当たったとして中村太主審はハンドで千葉にPKを与えたが、上川徹JFA審判委員長は「武田の腕の位置は自然で、ボールが手に当たっており、意図はなかった」と、ハンドの反則はなかったとの見方を示し、仮にハンドを取ったとしても反則が起きた位置は明らかにペナルティーエリアの外で、PKを取るべきではなかったと指摘した。

 このPKをラリベイが決めて3-3の同点に追いついた千葉は後半38分に逆転に成功。4-3で勝利したが、そのうちの2ゴールに審判のミスが絡んでいた。上川氏は「讃岐は2つ、得点に絡むミスを受けている。讃岐に対して非常に申し訳ない」と遺憾の意を示した。

 また、今月5日に行われたJ1第13節川崎フロンターレ浦和レッズ(等々力)で、後半41分にイエローカードが示されたDFエドゥアルドのFW李忠成に対する危険なスライディングタックルはレッドカードが妥当だったと指摘。同じく6月25日のJ1第16節ジュビロ磐田FC東京(ヤマハ)で後半15分にイエローカードが提示されたFWピーター・ウタカのDF櫻内渚に対するスライディングタックルも粗暴な行為であり、著しく不正なプレーで一発退場とするべきだったと説明した。

 そのほか、6月25日に行われたJ1第16節ガンバ大阪対川崎F(吹田S)の後半20分にカウンターからG大阪FWアデミウソンがPA内に進入し、エドゥアルドのタックルを受けて倒れたシーンはPKが妥当と認定。実際の試合ではノーファウルの判定で、PKは与えられていなかった。

 一方、今月1日のJ2第21節モンテディオ山形FC町田ゼルビア(NDスタ)の前半7分にFW中島裕希が倒され、町田に与えられたPKと、今月8日のJ2第22節水戸ホーリーホックロアッソ熊本(Ksスタ)で前半25分に熊本FW安柄俊が獲得したPKはいずれもPKの判定が妥当で、主審は正しく判断したと評価した。

(取材・文 西山紘平)

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