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レアルの“黄金のベンチ”…今夏控え選手放出で158億円捻出の可能性!

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レアルは控え選手たちの評価も高い

 レアル・マドリーは、今夏控え選手の放出で大金を懐に入れることになるかもしれない。

 レアルは昨季、“Aチーム”と“Bチーム”の論争が巻き起こる中でジネディーヌ・ジダン監督がローテーションを断行して、見事チャンピオンズリーグとリーガ・エスパニョーラを制して2冠を達成した。だが、この夏には複数選手が出番を求めて移籍を志願している。

 その筆頭と見られているのが、FWアルバロ・モラタだ。昨年夏に3000万ユーロ(約38億円)をユベントスに支払ってモラタを買い戻したレアルだが、スペイン代表FWはカリム・ベンゼマの2番手という状況に満足していない。レアルは現在ミランが狙っている同選手の売却値を7000万ユーロ〜7500万ユーロ(約90億円~約96億円)に見積もっている。

 レアルはダニーロにも移籍の可能性が浮上している。DFダニエル・カルバハルに定位置を譲ったブラジル代表DFではあるが、依然として欧州では高く評価されている。チェルシー、マンチェスター・シティが関心を寄せるダニーロを、レアルは獲得した際に支払った移籍金3000万ユーロで売却する考えだとされる。

 MFハメス・ロドリゲスは、すでにバイエルンへの2年間のレンタル移籍を決めている。レアルはハメスの年俸1000万ユーロ(約13億円)の出費を抑え、なおかつ2年後にバイエルンがコロンビア代表MFを買い取れば6000万ユーロ(約77億円)を得ることになる。

 またFWマリアーノ・ディアスはリヨンに新天地を求めた。リヨンは若きストライカー獲得に移籍金800万ユーロ(約9億円)を支払っている。

 モラタとダニーロを思惑通りに売りさばき、これにリヨンがマリアーノ獲得に支払った移籍金、浮いたハメス年俸分を加えると総額は1億2300万ユーロ(約158億円)となる。

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