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チェルシー加入のモラタ、決め手はコンテの存在?待ちわびた師弟関係が実現

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チェルシーでコンテとの師弟関係が実現

 チェルシーは20日、レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得で合意に達したと発表した。マンチェスター・ユナイテッドミランへの移籍もささやかれたFWだが、新天地はチェルシーに決まった。

 スペイン『マルカ』によると、移籍の“内定”を受けたモラタは「(今回の移籍で)がっかりしたことは何もないよ。レアル・マドリーでは4つのタイトルを獲ったけど、今考えているのはチェルシーのユニフォームを着ることだけさ」とコメント。

「僕はもっと成長したい。そうじゃなければ、レアル・マドリーから離れるようなことはなかった。ジダンにはありがとうと言いたい。そして来シーズンの彼の幸運を祈っている」

「僕をサポートしてくれたマドリディスタたちにも感謝を。マドリーがこれからもうまくいくことをずっと祈っている」と古巣への感謝を重ねて口にした。

 またスペイン『アス』でチェルシーを選んだ理由に言及。「自分が最も信頼している監督のいるチームに行けることになった。素晴らしいことだよ、これは」とアントニオ・コンテ監督への信頼を明かしている。

 過去、モラタは英『ガーディアン』で「コンテは僕のことを最も”買って”くれている監督だ。一度も彼のもとでプレーしたことはないのにね」と言及。コンテ監督から高評価を受けていることを明かし、いつかその下でプレーできる日を心待ちにしていた。

 当時モラタは「彼はユベントスに来て欲しがっていたけど、僕が行く前に彼のほうが去ってしまっていた。チェルシーに移ったあとも、僕に来てほしいと言ってくれたよ」とコメント。

「僕が考えている以上に、彼は僕のことをよく理解してくれている。それが大事なことなんだ。やってやろうっていうモチベーションになるし、トレーニングもうまくいくようになる」

「彼には恩義を感じている。彼は僕のことを最も信頼して、欲しがってくれている監督だ」と明かしていた。待ち望んでいた“師弟関係”がようやく実現することになったようだ。

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