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[NB CHAMPIONSHIP U-13]FC東京特別指定選手の兄持つFC東京U-15深川MF生地「頑張る所はチームで一番を取りたい」

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FC東京U-15深川MF生地慶多

[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13予選リーグ FC東京U-15深川 1-0 甲府U-15 時之栖裾野G]

 FC東京U-15深川はボランチとして出場したMF生地慶多の存在感が光った。FC東京アカデミー出身の兄・MF生地慶充は昨年、U-18チームの一員として全国2冠を達成し、筑波大に進学した今年はFC東京特別指定選手としてJ3で4試合に出場している注目アタッカー。その弟はこの日、1-0の勝利に大きく貢献した。

 持ち味は兄同様に「ドリブル」だというが、この日武器を披露した回数は少なめ。それでも「パスは小学校の頃からずっと練習してきて課題でもあった。中学生になってちょっと上手くなった」というパスで攻撃をコントロールした。

 DFをわずかに外して縦パスを何本も通して攻撃を活性化し、「自分は個人の技術もみんなよりも低いと思うので頑張る所はチームで一番を取りたい」という守備でも厳しいチェックを連発。相手に入れ替わられるようなシーンもあったが、最後まで身体を張り続けて見せた。

 寮生活の兄とはあまり会う機会がないというが、一緒にいる際はボールを蹴ったりするのだという。兄とはまた違うポテンシャルの持ち主の目標はトップチーム昇格。U-15チームでの3年間の目標については「1、2、3年とタイトルを取りたい」。今大会ではチームのために身体を張り、持ち味も発揮して白星に繋がるような活躍を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017

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