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レドミ初陣にカズ「本番でギアが上がった」、敵将高木監督「存在感大きかった」

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FW三浦知良とFWレアンドロ・ドミンゲスが競演

[7.22 J2第24節 横浜FC2-1長崎 ニッパツ]

 J1昇格へ、強力なピースが加わった。FWレアンドロ・ドミンゲス横浜FCに完全移籍で加入。名古屋に在籍していた15年J1リーグ第2ステージの新潟戦(4-2)以来、2年ぶりにJリーグの舞台に帰ってきた。J2リーグでは柏時代の10年、第38節の草津戦(4-0)以来、約7年ぶりの復帰。正確なキックや強烈なボレーで相手の脅威となり、長崎の高木琢也監督も「存在感は大きかった」と舌を巻いた。

 チームメイトもレアンドロ・ドミンゲス加入による効果を口にした。決勝FK弾を決めたMF中里崇宏は「練習してから日にちが経ってない中でもうまく自分たちに合わせてくれた印象。改めて素晴らしい選手だと実感した」と、合流から約3週間でのフィットぶりに感嘆。トップ下でタメをつくり、攻撃の起点となったブラジル人助っ人に「前でボールを取られないので僕たちも安心してボールを預けられる。DFラインも押し上げられるし、連動性が出る」と変化を口にした。

 Jリーグ初代MVP受賞のFW三浦知良は後半23分から途中出場。11年MVPのレアンドロとの競演が実現した。カズは「決定的な仕事をする選手。非常に心強い」と歓迎。「僕はブラジル人の気質もわかっているつもり。本番でギアが上がるのはわかっていたけど、その通りに仕事をしてくれた」と質の高いプレーを喜ぶと、「練習の時よりもディフェンスを頑張ってくれていたので安心しました。『そこまでやってくれるんだ』って」と、献身的な仕事ぶりに笑顔をこぼした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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