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[NB CHAMPIONSHIP U-13 MOM]FC LAVIDA MF荒井悠汰_個でDF攻略し、2アシスト!

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FC LAIDAMF荒井悠汰

[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13予選リーグ FC LAVIDA 3-0 ソレッソ熊本 時之栖裾野E1]

 今年も強力アタッカー陣が果敢に仕掛け続けたFC LAIDA。特に会場を沸かせていた選手が背番号7、MF荒井悠汰だ。0-0の後半9分、左サイドでパスを受けると、ファーストDFをいなして一気にPAへ切れ込む。さらに近い位置にいたDF2人をあっという間に置き去りにした荒井は、相手GKを引き出してゴールエリアへラストパス。これを交代出場のMF小熊流聖が難なくゴールへ押し込んで先制点が生まれた。

 荒井は試合終了間際の後半25分にもバイタルエリアでボールを受けて左サイドへ持ち上がると、DF2人の間を鮮やかに突破。ラストパスのこぼれ球を拾って再びゴールエリアへパスを配球すると、これを交代出場のFW平嵩矢が1タッチでゴールへ流し込んだ。

 荒井は前半から相手DFの逆を取るドリブルで仕掛けていたが、自分で決めようとし過ぎたことと、DFに上手く対応されたこともあって得点に絡むことができず。「前半は何もできなかった」と振り返る。

 それでも「DFもボランチも頑張っているから僕達も頑張ろうと」と切り替えて臨んだ後半に2アシスト。仕掛けることへより意識を傾けつつ、味方を上手く活かす部分も発揮して勝利に貢献したMFは「点も決めたかったんですけど。後半は自分でボール受けてドリブルで運んで、チームと協力して勝てて良かった」と喜んでいた。

 村松明人監督も「取られない時は本当に取られないし、点も取る」と評する注目アタッカー。抜けるか、取られるか際どいところへ飛び込んでいく仕掛けはリスクも高いが、コーチングスタッフから後押しを受ける形でスタイルを変えずにプレーし、結果も残している。「将来はもっとドリブルを使って相手をおちょくって、もっと自分でも行けて、ゴールも決めたいなと思います」。今大会、誰よりも多く突破して、勝利をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
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