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[NB CHAMPIONSHIP U-13_MOM]鹿島アントラーズつくばJY MF武沢健伸_攻守の中心として君臨。絶妙アシストも

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鹿島アントラーズつくばジュニアユースの主将、MF武沢健伸

[7.23 NB CHAMPIONSHIP U-13予選リーグ センアーノ神戸JY 2-6 鹿島アントラーズJYつくば 時之栖裾野E1]

 本人は戦う姿勢を前面に出せなかったことを反省していた。また、守備の部分でも縦パスを入れられた回数が多かったと首を振る。

 それでも、鹿島アントラーズつくばジュニアユースの主将、MF武沢健伸は小刻みにポジションを修正しながら守備で相手ボールに絡んでピンチの芽を摘み、攻撃面でも中盤で技術力の高さを発揮。大量6得点を挙げたチームを中心選手として引っ張った。
 
 前後半ともに精度の高いキックとボールコントロールを見せていたことが印象的だった。特に前半21分にはFWテルコブフ・ザハルが落としたボールをダイレクトでスルーパス。DF間のギャップへ見事に通されたラストパスでMF沼田奏音が抜け出し、GKの鼻先で左足1タッチで合わせて貴重な3点目を奪った。

 判断の速さと精度でチームの攻撃を加速させていた武沢の憧れの選手はスペイン代表MFイニエスタ。この日のプレーについては反省の弁が多かったが、「(自分の特長は)チャンスメークです。逆サイドに展開にする意識を持っていたので、それはできたので良かった」と、自身のゲームメークについては及第点の評価をしていた。

 予選リーグが終了し、次は各ブロック1位がによる1stトーナメントの戦いが控える。誰よりも戦う姿勢を出すことを意識しているという主将は「声でもそうですけど、プレーでもチームを引っ張れるように頑張りたい」と誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017

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