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長崎の観客水増しは約2万人、制裁金は300万円…村井チェアマン「大変残念」

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V・ファーレン長崎の観客水増しに対して制裁金300万円が科せられた

 Jリーグは25日に理事会を開催し、V・ファーレン長崎に対してけん責(始末書をとり、将来を戒める)と制裁金300万円の処分を科すことを決定した。

 長崎は15シーズン開幕から17シーズン第6節までのホームゲーム全46試合で、入場数を少なく見積もって約2万人を上乗せして発表していたことが分かった。入場者実数を発表するものを、運営関連スタッフや入場券を持たない無料観客等を入場者に上乗せしたためだという。

 Jリーグでは2010年にも大宮に対して、観客の水増し発表に対する制裁を科していた。この時は4年間で行った58試合で11万1737人の水増しが発覚。Jリーグからは2000万円の制裁金が科されていた。

 長崎の制裁金が300万円となったことについては、「実数が大宮の1/5」「大宮の場合は外部からの指摘、報道先行で不正が発覚したことに対し、長崎は自主申告で発覚したこと」が挙げられた。

 理事会後の会見に臨んだ村井満チェアマンは「不正確な数字が計上されたことは大変残念。新しい経営陣が指揮を執ってくださっていますが、早く健全化することを願っています」と話した。

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