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通訳→監督は正規ルート?ザック氏元通訳・矢野大輔氏がイタリア6部の監督に就任

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元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(右)の通訳を務めた矢野大輔氏

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏の通訳を務めた矢野大輔氏(37)が26日、イタリア6部に相当するプロモツィオーネ・リーグのラスカリスで監督に就任したことがわかった。

 10代でセリエAでのプレーを目指して単身イタリアへ渡った矢野氏は、選手の夢は断念したものの、その語学力を生かし現地で就職。2006年に当時トリノ所属のFW大黒将志(現京都)の専属通訳となった。

 また、大黒所属当時にトリノの指揮官だったザッケローニ氏が2010年に日本代表監督に就任すると、それに伴いザッケローニ氏の通訳を担当。ブラジルW杯後の監督退任とともに代表チームを離れ、執筆活動や講演活動などを行っていた。

 通訳から監督業への“転職”というと、マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督がよく挙げられる。また元日本代表監督のイビチャ・オシム氏がジェフユナイテッド千葉の監督時に通訳を務めていた間瀬秀一監督は、2015年1月にS級ライセンスを取得し、2015、2016年シーズンをブラウブリッツ秋田で、そして現在は愛媛FCで指揮官としてチームを率いている。

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