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ベローナ、カッサーノの退団を発表…セリエA復帰なら罰金2600万、ユニは回収へ

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ベローナから退団が発表されたFWアントニオ・カッサーノ(写真はサンプドリア時代)

 ベローナはFWアントニオ・カッサーノと双方の合意の下、契約を解除したことを27日、公式サイトで発表した。加入からわずか17日間での退団となっている。

 カッサーノは10日、今シーズンからセリエAに昇格したベローナへの加入を決めたばかりだったが、1週間後の18日には匙を投げてしまった。それでも1度目はベローナ幹部や家族の説得を受けて続投を決心したが、24日に再び「家族のそばにいたい」として退団および現役引退を希望。周囲はカッサーノの決断を受け入れるしかなかった。

 『スカイスポーツ』によれば、ベローナは話が二転三転するカッサーノを警戒し、契約解除の際に2つの条項を設定している。1つ目は、カッサーノがセリエAへ復帰する場合、ベローナに対し20万ユーロ(約2600万円)の違約金を支払うというもの。2つ目は、セリエBのクラブへ加入する場合、5万ユーロ(約650万円)のペナルティが発生するというものだ。

 またすでに販売されたカッサーノのユニフォームについては、クラブの公式ストアであるベローナ・ストアが8月30日まで希望者に対し商品の交換を受け付けることを発表。

 なお29日には、カッサーノの古巣サンプドリアとのフレンドリーマッチが組まれているが、主役となるはずだったカッサーノの姿は見られないことになる。


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