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ダヴィ初出場の松本、4発完勝で6位に浮上!!金沢は痛恨3連敗

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[7.29 J2第25節 松本4-0金沢 松本]

 J2リーグは29日、第25節を行い、8位松本山雅FCはホームで17位ツエーゲン金沢と対戦し、4-0で完勝した。松本は今季4度目の2連勝で勝ち点を39に伸ばし、6位に浮上。金沢は連敗をストップできず、3連敗を喫した。

 最初に決定機を迎えたのは松本。前半17分、高い位置で相手のパスミスをカットしたMF工藤浩平がそのままエリア内に進入し、飛び出してきたGKと1対1の局面。GKをかわし、PA内右の角度のない位置から右足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられなかった。

 ボールを保持する松本はMFパウリーニョのミドルシュートなどで相手ゴールを強襲。対する金沢も押し返し、前半40分、PA手前からMF杉浦恭平が強烈な左足ミドル。GK鈴木智幸がパンチングで弾き出したボールをFW垣田裕暉が右足ダイレクトで叩いたが、先制点とはならなかった。

 前半42分、ボール奪取からドリブルで持ち上がったFW高崎寛之が倒され、右後方でFKを獲得。MFパウリーニョはショートパスを選択し、MF岩間雄大がワントラップから右足で低い弾道のミドルシュート。GKを破ってゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなり、前半はスコアレスで折り返した。

 すると、後半立ち上がりに試合は動く。同6分、岩間のパスをPA手前の高崎がワンタッチで右にそらし、FW石原崇兆が右足でグラウンダーのクロスを入れると、走り込んだDF安川有が左足で押し込んだ。

 均衡を破った松本は攻勢を強め、4分後の後半10分にも追加点。右サイドの深い位置でDF田中隼磨のスルーパスに抜け出した石原が縦に仕掛けたが、相手DF宮崎幾笑のブロックに阻まれる。それでも、こぼれ球を拾ってエリア内のスペースに走り込み、角度のない位置から強烈な左足シュートを突き刺した。

 石原の2戦連発で2-0にリードを広げた松本は後半23分、高崎が相手のファウルを誘い、PKを獲得。自らキッカーを務めると、GKの逆を突いて右足でゴール右隅に沈め、3-0。後半32分にも途中出場のFW山本大貴がダメ押しPK弾を沈め、今季初ゴール。後半37分には札幌や甲府で活躍したブラジル人FWダヴィが投入され、加入後初出場を果たした。試合はそのままタイムアップを迎え、松本が4-0で完封勝利を飾った。


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