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G大阪、逆転で吹田初“大阪ダービー”制す!! FWファン・ウィジョがJデビュー弾

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吹田で初の大阪ダービーが行われた

[7.29 J1第19節 G大阪3-1C大阪 吹田]

 J1リーグは29日に第19節が行われ、ガンバ大阪セレッソ大阪による「大阪ダービー」が市立吹田サッカースタジアムで初めて開催された。前半をスコアレスで折り返した試合は後半6分にFW杉本健勇の得点でC大阪が先制するも、同20分にFWファン・ウィジョのゴールでG大阪が同点に追い付くと、同32分にDF三浦弦太が勝ち越しゴール、さらに同41分にFWアデミウソンがダメ押しゴールを奪い、3-1の逆転勝利を収めた。

 6位のホームG大阪は8日に行われた第18節清水戦(●0-2)から先発4人を入れ替え、FW長沢駿、MF今野泰幸、DF藤春廣輝、そして中断期間中に加入したファン・ウィジョらを先発起用。一方の首位C大阪は、来月15日に行われるスルガ銀行チャンピオンシップ2017に浦和が出場するため、繰り上げ開催された22日の第22節(○4-2)から先発1人を入れ替え、DF木本恭生らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤から両チームともに積極的にゴールに迫る中、前半15分にはMF藤本淳吾のスルーパスに反応したファン・ウィジョが右足シュートでネットを揺らすが、これはオフサイドの判定に取り返される。一方のC大阪は同20分、FKのこぼれ球に反応したMF山口蛍がPA内に進入して右足シュートでゴールを脅かしたものの、GK東口順昭に弾き出されてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同6分にC大阪が先制に成功。GKキム・ジンヒョンが蹴り出したゴールキックをMF山村和也がすらすと、反応したFW杉本健勇がPA内まで持ち込んで左足シュートを流し込み、スコアを1-0とした。1点を追い掛けるG大阪は同12分、藤本の左クロスをファーサイドのDF三浦弦太が折り返し、飛び込んだ長沢がダイビングヘッドを放つもシュートはゴール右に外れた。

 後半19分にはC大阪が決定機を創出するが、右サイドの水沼が送ったクロスから杉本が放ったヘディングシュートはクロスバーに阻まれる。すると同20分、藤春が左サイドから供給したクロスに反応したファン・ウィジョがヘディングで合わせたシュートは、キム・ジンヒョンに触れられながらもネットを揺らし、G大阪が同点に追い付いた。

 一気に勝ち越しを狙うG大阪は同32分、井手口が蹴り出したCKに対してニアサイドに走り込んだ三浦がヘディングで合わせてゴールを陥れ、逆転に成功。さらに同41分にはカウンターを発動すると完全に抜け出したFWアデミウソンのシュート、こぼれ球を拾った井手口のシュートはともにキム・ジンヒョンに阻まれるも、最後はアデミウソンが蹴り込んでダメ押しゴールを記録し、G大阪が3-1の逆転勝利。敗れたC大阪は第10節以来、10試合ぶりの黒星を喫することになった。


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