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こんなの見たことない!? 鮮やかロングループ“オウンゴール”も…インテルがチェルシーに勝利

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シンガポールラウンドを制したインテル

[7.29 ICC チェルシー1-2インテル]

 インターナショナルチャレンジ杯(ICC)のシンガポールラウンドが29日に行われ、インテル(イタリア)がチェルシー(イングランド)に2-1で勝利。先発出場を果たしたDF長友佑都は後半26分までプレーした。

 スコアレスで試合が進む中、前半アディショナルタイムに先制に成功したのはインテルだった。中盤からのロングパス1本でPA内に進入したFWステバン・ヨベティッチがDFセサル・アスピリクエタのファウルを誘ってPKを獲得。ヨベティッチがキッカーを務めて放ったシュートはGKティボー・クルトワに阻まれたものの、こぼれ球をヨベティッチ自身が詰めてスコアを1-0とした。

 1-0とインテルがリードしたまま後半を迎えると、後半開始直後に味方のシュートのこぼれ球をヨベティッチが押し込むが、これはオフサイドの判定に取り消される。しかし同8分、ヨベティッチのスルーパスから左サイドを駆け上がったMFイバン・ペリシッチが左足シュートでネットを揺らし、インテルがリードを2点差に広げる。

 試合を優位に進めるインテルだったが、後半29分に思わぬ形でチェルシーに得点を献上してしまう。DFジェイソン・ムリージョから、自陣のセンターラインに近い位置でパスを受けたMFジョフレイ・コンドグビアが相手選手にプレッシャーを受けるとバックパスを選択。しかし、これがミスキックになると、鮮やかな軌道を描いたボールはGKダニエレ・パデッリの頭上を越えてそのまま自陣ゴールへと突き刺さってしまった。

 あまりにも“美しすぎる”オウンゴールにチェルシーサポーターも白い歯を見せて大きな拍手を贈った。予期せぬ形で1点差に詰め寄られたインテルに追加点こそ生まれなかったものの、チェルシーにも得点を許さずに2-1の勝利を収めた。27日のバイエルン戦で2-0の勝利を収めていてインテルは、ドイツ王者とイングランド王者を連破して、シンガポールラウンドを制した。


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