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柏、痛いドロー…仙台に土壇場で同点に追いつかれる

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FW伊東純也(左)のゴールで柏が先制したが、仙台はMF中野嘉大のゴールでドローに持ち込んだ

[7.30 J1第19節 仙台1-1柏 ユアスタ]

 ベガルタ仙台のホームで行った柏レイソルとの一戦は、1-1の引き分けに終わった。柏はリーグ2連敗、仙台はリーグ4連敗、公式戦5連敗中だったが、中断を挟んでドローで連敗を止めた。柏としては勝って優勝争いに再び加わりたいところだったが、終了間際に追いつかれた試合展開を考えても、痛いドローとなった。

 試合の入りで攻め込んだのは仙台だった。前半8分にはゴール正面でFKを獲得すると、MF三田啓貴が直接狙う。しかしこれがGK中村航輔のビッグセーブに遭うなど、先制点を決めきれない。

 スコアレスで折り返した後半、最初に選手交代で動きを見せたのは柏だった。後半15分に新加入のMFキム・ボギョンを投入。かつてC大阪などで活躍した韓国人MFがJリーグ再デビューを飾った。

 すると2分後にスコアが動く。柏は後半17分、左サイドからのCKを獲得すると、FWクリスティアーノの蹴ったボールにファーサイドで競り勝ったFW伊東純也が頭で押し込み、先制点を奪った。

 その後もペースは柏で、あとは逃げ切るだけ。そんな展開かと思われた後半アディショナルタイム2分、仙台が意地を見せる。スルーパスでエリア内左を縦に抜けたFWクリスランの折り返しをFW石原直樹がキープ。叩いたボールに走り込んだMF中野嘉大が押し込み、土壇場でドローに持ち込んだ。

 土壇場弾を押し込んだ中野は「悪いゲーム内容ではなかったが、苦しい中で追いつけたのは良かった」と振り返ると、「まずは連敗を止めれたことが良かった。次こそ勝手、上位進出していけるように頑張りたい」と意気込んだ。


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