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天皇杯で珍事、“ベンチ外”選手が決勝弾…殊勲の名古屋MF「狙い通り」

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決勝点を挙げた名古屋MFワシントン

[8.2 天皇杯3回戦再試合 名古屋2-1八戸 パロ瑞穂]

 第97回天皇杯全日本サッカー選手権の3回戦再試合が2日に行われ、名古屋グランパス(J2)がヴァンラーレ八戸(JFL)に2-1で勝利した。決勝点を挙げたMFワシントンのコメントをJリーグ公式サイトが伝えている。

 7月12日に開催された同試合は、名古屋が1-0とリードして迎えた後半20分に雷雨で中断。そのまま試合中止が決定し、再試合は同20分からの再開となることが決まっていた。

 再試合は中断時点と同じメンバーで戦うことが原則とされていたが、名古屋は負傷や移籍により出場できない選手が多数発生。出場選手が11人に満たなくなることから、特例として不足分を大会にエントリーした選手の中から補充することが許可された。

 ワシントンも特例で補充された選手の1人。本来はベンチ外で出場できないはずだったが、後半20分から再開となるこの一戦にスタートから出場した。そして八戸に同点ゴールを許して迎えた同40分、FW押谷祐樹の右CKをファーのワシントンが頭でゴール左に叩き込み、決勝点を奪った。

「実質25分と短い時間で、事前にセットプレーを生かそうと話していたので、それがしっかりとできて、自分たちのゲームにできて良かったと思います」と、“狙い通り”の形からゴールを挙げたワシントン。「自分たちが勝利できて良かったですし、チームみんなで得た勝利だと思うので、評価できると思います」と3回戦突破を喜んだ。

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