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浦和MF関根貴大がドイツ2部へ電撃移籍「人生をかけてチャレンジしたい」

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MF関根貴大インゴルシュタットへの移籍が発表になった

 浦和レッズは6日、MF関根貴大(22)がドイツ2部のインゴルシュタットに完全移籍すると発表した。10日にドイツに出発し、メディカルチェックを受ける。

 浦和生え抜きの22歳が大きな決断をした。関根は浦和の下部組織出身で、14年にトップ昇格。ルーキーイヤーから試合出場を重ね、4年目の今季はJ1通算100試合出場も達成した。

 クラブを通じて感謝を語った関根は「サッカー選手として成長できるチャンスが来たのだと思い、新たなチャレンジをする決断をしました。みなさんに行って良かったと言ってもらえるような選手になって、いつの日か埼玉スタジアムに戻ってくることができるようがんばってきます」と意気込んだ。

 インゴルシュタットは昨季まで2シーズン、ブンデスリーガ1部に所属。ただ昨季は17位で今季より2部を戦うことになっている。MF渡邊凌磨が15年からU-23チームでプレー。今年4月には契約延長を勝ち取り、トップデビューの期待も集まっている。

以下、コメント全文
「このたび、ドイツのインゴルシュタットに移籍することを決断いたしました。2007年にアジアナンバー1のクラブに輝いた浦和レッズに憧れ、レッズでプロサッカー選手になることを決心し、ジュニアユースの一員になりました。育成で6年間、多くのことを学び、2014年に目標であった浦和レッズとのプロ契約を結ぶことができました。

 1年目からチャンスを与えてもらい3年半浦和レッズの選手として戦えたことを心から感謝し誇りに思っています。去年ルヴァン杯カップを獲得できた嬉しさを味わった一方でリーグタイトルを獲れなかった悔しさは一生忘れることはありません。

 クラブからの慰留もありましたし、今チームが大きな変革期を迎えているタイミングで移籍の決断をするのは本当に悩みましたが、家族、チームメイト、スタッフ、ファン・サポーター、パートナー企業のみなさまなど多くの方々に支えられプレーしてきた結果、それが認められ一人のサッカー選手として成長できるチャンスが来たのだと思い、新たなチャレンジをする決断をいたしました。

 埼玉スタジアムで自分を応援してくれるサポーターのみなさんのコールを聞くことができなくなるのは寂しい気持ちもありますが、日本一のサポーターに支えられたことを胸に、自分のサッカー人生をかけてチャレンジしたいと思っています。みなさんに行って良かったと言ってもらえるような選手になって、いつの日か埼玉スタジアムに戻ってくることができるようがんばってきますので、引き続き浦和レッズと共に応援していただけると嬉しいです。3年半ありがとうございました」

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