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名古屋がJ2最多記録更新の1試合11得点が決まった大乱打戦を制す!!

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[8.6 J2第26節 名古屋7-4愛媛 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスが両軍合わせて1試合J2最多得点を更新する11ゴールが決まった愛媛FCとの乱打戦を7-4で制した。

 後半10分すぎまでは、名古屋が圧勝で終えると思われた。名古屋は試合開始2分のプレーでFWシモビッチの縦パスに反応したFW佐藤寿人が蹴り込みあっさり先制。同18分にはMF田口泰士がブレ球FKを蹴ると、GKパク・ソンスの前でワンバウンド。ファンブルを誘い、追加点になる。

 さらに名古屋は前半32分、MFガブリエル・シャビエルのスルーパスに反応したDF青木亮太が折り返しをシモビッチが押し込んで3-0。後半に入ってもすぐの3分には、特別指定選手として参加し、この日がJリーグデビュー戦となったMF秋山陽介のクロスを田口が頭で合わせる“流経大柏OBホットライン”が開通。4-0と圧勝ムードを漂わせた。

 しかし後半13分に愛媛FW丹羽詩温の反撃ゴールが決まると流れが一変。同24分にMF白井康介、同25分にFW河原和寿、そして同27分に再び丹羽のシュートがGK楢崎正剛の守るゴールを次々と破り、わずか14分間で愛媛が4点差を追いついて見せた。

 DFイム・スンギョムが負傷退場するなど、混乱に拍車がかかった名古屋だが、成長著しい21歳のホープ、青木亮太がチームを救う。まずは後半29分にガブリエルのラストパスからゴールネットを揺らすと、同36分にはまたもガブリエルのパスからエリア内に入った青木がリードを2点に広げるゴールを奪う。そして後半アディショナルタイムのラストプレーでは田口がハットトリックとなるゴールを流し込み、名古屋が勝ち点3をもぎ取った。

 なお、J2で両軍合わせて11得点が決まるのは、13年7月3日の岐阜対G大阪(2-8)、17年6月25日の岐阜対千葉(4-6)の10得点を上回る史上最多記録となった。なお、J1では1998年8月8日のC大阪対柏で7-5、両軍合わせて12得点が決まったという記録がある。


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