CL王者レアルがUEFAスーパー杯連覇!カゼミーロ&イスコ弾でEL王者マンUに競り勝つ
[8.8 UEFAスーパー杯 R・マドリー 2-1 マンチェスター・U]
UEFAスーパー杯は8日、マケドニアのピリッポス2世アレナで昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者レアル・マドリー(スペイン)と、ヨーロッパリーグ王者マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が対戦し、2-1でレアルが勝利。2年連続4度目のスーパー杯制覇となった。
最多12度目の欧州CL制覇を果たしたジネディーヌ・ジダン率いるレアルは、4-3-3のシステムを採用。ナバスがゴールを守り、最終ラインは左からマルセロ、S・ラモス、バラン、カルバハルが入った。中盤は左からクロース、カゼミーロ、モドリッチと並び、前線はベンゼマを頂点に、左にイスコ、右にベイルが起用された。なお、合流間もないC・ロナウドはベンチスタートとなった。
昨シーズン、ELを初制覇に導いたジョゼ・モウリーニョ率いるユナイテッド。3-5-2の布陣で守護神デ・ヘアの前に左からダルミアン、スモーリング、リンデレフと並んだ。中盤はボランチにマティッチ、左にリンガード、右にバレンシア、2列目にエレーラとポグバが入り、2トップはルカクとムヒタリアンがコンビを組んだ。
プレシーズンに行われたインターナショナルチャンピオンズ杯では、1-1で突入したPK戦の末、2-1でユナイテッドが勝利したが、この試合では序盤からレアルが主導権を握った。前半16分、クロースの左CKからカゼミーロがヘディングシュートもクロスバーを直撃。チャンスを逃したが、24分に先制する。カルバハルの絶妙な浮き球パスに反応したカゼミーロが滑り込みながら左足でゴール右隅に流し込み、欧州CL王者がスコアを動かした。
受ける形となったユナイテッドは、給水タイム後から、プレッシャーをかける位置が高くなり、ボールポゼッションを上げていった。前半アディショナルタイムには、ポグバのシュート性のクロスをルカクがヘディングで合わせる場面もあったが、決定的なシーンを作ることができないまま前半を終えた。
ハーフタイムでリンガードを下げてFWマーカス・ラッシュフォードを投入したユナイテッドは、早い時間に追いつきたかったが、レアルの攻撃に手を焼く。後半3分、レアルはクロースが左足ミドルシュート。これはGKデ・ヘアに阻まれたが、7分に追加点を挙げる。左サイドのイスコがベイルとのワンツーで中央に切れ込み、GKとの1対1を冷静に制し、2-0。レアルがリードを広げた。
2点を追うユナイテッドは直後に決定機が訪れる。後半8分、右サイドからエレーラが上げたクロスをPA内でフリーとなっていたポグバがヘディングシュート。GKナバスが弾いたボールにルカクが反応したが、右足シュートはクロスバー上を越えていく。11分には、エレーラに代えてMFマルアン・フェライニを入れ、中盤にさらに高さを加えた。
1つの攻撃を確実にシュートで完結させるレアルは、後半16分にベイルがPA右から右足を振り抜いたがクロスバーを直撃。引き離しに失敗すると、直後にユナイテッドが1点を返した。17分、ゴール正面でパスを受けたマティッチが左足一閃。低い弾道のシュートはGKナバスに阻まれたが、こぼれ球をルカクが右足で流し込み、1-2。ルカクが加入後初の公式戦でゴールをマークした。
レアルは後半29分に2枚替え。イスコとベイルを下げて、MFマルコ・アセンシオとFWルーカス・バスケスを入れる。だが、36分に再びユナイテッドに決定機。ムヒタリアンのスルーパスに反応したラッシュフォードがGKと1対1の場面を迎えたが、右足シュートはGKナバスをかすめてゴール右に外れた。
後半38分、レアルはベンゼマに代えて古巣対決となったC・ロナウドをピッチに送り込む。アディショナルタイムは、フェライニの治療による中断もあって7分と表示されたが、試合はそのまま2-1でタイムアップ。世界中が注目した一戦をレアルが競り勝ち、新シーズンに勢いをつけた。
●プレミアリーグ2017-18特集
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
UEFAスーパー杯は8日、マケドニアのピリッポス2世アレナで昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者レアル・マドリー(スペイン)と、ヨーロッパリーグ王者マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が対戦し、2-1でレアルが勝利。2年連続4度目のスーパー杯制覇となった。
最多12度目の欧州CL制覇を果たしたジネディーヌ・ジダン率いるレアルは、4-3-3のシステムを採用。ナバスがゴールを守り、最終ラインは左からマルセロ、S・ラモス、バラン、カルバハルが入った。中盤は左からクロース、カゼミーロ、モドリッチと並び、前線はベンゼマを頂点に、左にイスコ、右にベイルが起用された。なお、合流間もないC・ロナウドはベンチスタートとなった。
昨シーズン、ELを初制覇に導いたジョゼ・モウリーニョ率いるユナイテッド。3-5-2の布陣で守護神デ・ヘアの前に左からダルミアン、スモーリング、リンデレフと並んだ。中盤はボランチにマティッチ、左にリンガード、右にバレンシア、2列目にエレーラとポグバが入り、2トップはルカクとムヒタリアンがコンビを組んだ。
プレシーズンに行われたインターナショナルチャンピオンズ杯では、1-1で突入したPK戦の末、2-1でユナイテッドが勝利したが、この試合では序盤からレアルが主導権を握った。前半16分、クロースの左CKからカゼミーロがヘディングシュートもクロスバーを直撃。チャンスを逃したが、24分に先制する。カルバハルの絶妙な浮き球パスに反応したカゼミーロが滑り込みながら左足でゴール右隅に流し込み、欧州CL王者がスコアを動かした。
受ける形となったユナイテッドは、給水タイム後から、プレッシャーをかける位置が高くなり、ボールポゼッションを上げていった。前半アディショナルタイムには、ポグバのシュート性のクロスをルカクがヘディングで合わせる場面もあったが、決定的なシーンを作ることができないまま前半を終えた。
ハーフタイムでリンガードを下げてFWマーカス・ラッシュフォードを投入したユナイテッドは、早い時間に追いつきたかったが、レアルの攻撃に手を焼く。後半3分、レアルはクロースが左足ミドルシュート。これはGKデ・ヘアに阻まれたが、7分に追加点を挙げる。左サイドのイスコがベイルとのワンツーで中央に切れ込み、GKとの1対1を冷静に制し、2-0。レアルがリードを広げた。
2点を追うユナイテッドは直後に決定機が訪れる。後半8分、右サイドからエレーラが上げたクロスをPA内でフリーとなっていたポグバがヘディングシュート。GKナバスが弾いたボールにルカクが反応したが、右足シュートはクロスバー上を越えていく。11分には、エレーラに代えてMFマルアン・フェライニを入れ、中盤にさらに高さを加えた。
1つの攻撃を確実にシュートで完結させるレアルは、後半16分にベイルがPA右から右足を振り抜いたがクロスバーを直撃。引き離しに失敗すると、直後にユナイテッドが1点を返した。17分、ゴール正面でパスを受けたマティッチが左足一閃。低い弾道のシュートはGKナバスに阻まれたが、こぼれ球をルカクが右足で流し込み、1-2。ルカクが加入後初の公式戦でゴールをマークした。
レアルは後半29分に2枚替え。イスコとベイルを下げて、MFマルコ・アセンシオとFWルーカス・バスケスを入れる。だが、36分に再びユナイテッドに決定機。ムヒタリアンのスルーパスに反応したラッシュフォードがGKと1対1の場面を迎えたが、右足シュートはGKナバスをかすめてゴール右に外れた。
後半38分、レアルはベンゼマに代えて古巣対決となったC・ロナウドをピッチに送り込む。アディショナルタイムは、フェライニの治療による中断もあって7分と表示されたが、試合はそのまま2-1でタイムアップ。世界中が注目した一戦をレアルが競り勝ち、新シーズンに勢いをつけた。
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