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[DFB杯]発煙筒で中断も…ヘルタ原口は今季初の公式戦で途中出場から得点演出

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得点を喜ぶFW原口元気

[8.14 DFBポカール1回戦 ハンザ・ロストック0-2ヘルタ・ベルリン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は14日、1回戦を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはアウェーでハンザ・ロストック(3部)と対戦し、2-0で勝利した。ベンチスタートの原口は0-0で迎えた後半35分から左サイドハーフで途中出場。ドリブル突破でチャンスをつくり、スルーパスからチームの2点目を演出した。

 3部チーム相手になかなか先制できずにいたヘルタは後半41分にようやく試合を動かした。左CKをDFマービン・プラッテンハルトが左足で蹴り込むと、ニアサイドのMFマシュー・レッキーが頭でそらし、ファーサイドに流れてきたボールをMFミッチェル・バイザーが豪快な右足ボレーでゴール左隅に叩き込んだ。

 後半アディショナルタイム2分にはセンターサークル内の原口が前がかりになっていた相手の背後を突く絶妙なスルーパス。レッキーがフリーで抜け出し、PA内に走り込むと、GKを引き付けて横に流し、FWベダド・イビセビッチが右足で流し込んだ。

 プレシーズンマッチでは右サイドバックで起用されるなど“不遇”が続いていた原口だが、この日は日本代表での定位置でもある左サイドでプレー。限られた時間で結果も出し、存在感を示した。なお、原口の出場直前にはハンザ・ロストックのサポーターがスタンドで発煙筒を使い、ピッチに煙が充満。選手がロッカールームに引き上げ、試合が約15分間にわたって中断するアクシデントもあった。

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