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鎌田大地、ブンデス開幕に向けてアピールできず?地元紙は酷評「判断が遅すぎる」

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フランクフルトに加入したMF鎌田大地

 今夏にフランクフルトに加入したMF鎌田大地だが、公式戦デビューでアピールとはいかなかったようだ。先日のカップ戦でのプレーに対する現地メディアの評価は低めとなっている。

 12日に行われたDFBポカール1回戦でフランクフルトは4部所属のエルンテブリュックと対戦。長谷部誠とともに先発出場を果たしたフランクフルトは、相手チームのFW西谷優希がDFダビド・アブラハムの一発退場を誘うなど活躍もあり、格下に苦しめられながらも最終的に3-0での勝利を収めている。

 だがそんな中、73分までのプレーとなった鎌田は、リーグ開幕に向けてアピールできなかったとの見方が述べられている。ドイツ誌『キッカー』では、「おそらく鎌田大地はポジションを失うだろう。21歳の同選手は、(チーム2点目を記録した)ミヤト・ガチノビッチに比べて明らかに精彩を欠いていた」とブンデスリーガ開幕に向けてベンチスタートが予想されている。

 また『フランクフルター・ルンドシャウ』も、鎌田に対して辛口だった。採点を行わない地元紙は、同選手を「低調」のカテゴリーに含め「序盤には期待できる状況を迎えるも、結果を出せず。リーグで生き残るためには改善が必要。まだ甘すぎて、判断も遅すぎる」との評価を記した。

 一方で、同紙は長谷部を「まずまず」のグループに含め、パフォーマンスについては「冷静な判断力やビジョンが見られることもあれば、集中力を欠く場面も」と安定していなかったことを指摘。「より上手くできるはず。3点目の前にウィレムスに送ったダイアゴナルパスは素晴らしかった」と勝利に貢献した場面に言及した。

 19日の開幕節でフライブルクとのアウェー戦に臨むフランクフルト。長谷部はスタメン出場が確実視される一方で、鎌田がドイツでのサッカーに馴染むのは多少先になると見られているようだ。

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