バルセロナが混沌に揺れている。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の家族に、殺害予告が届いたという穏やかではない状況だ。

　バルセロナは今季最初の公式戦となったスペイン・スーパー杯でレアル・マドリーに大敗。先日には、『#Bartomeudimiteya』というハッシュタグがトレンディングトピックに入り、バルトメウ会長の辞職を求める声が広がっていた。

　バルセロナはこれに反応。公式声明で一連の動きを「威信を傷つける、不自然で工作的なキャンペーン」だと断罪し、加えてスポークスマンのジョゼップ・ビベス氏が「カタルーニャやスペイン国外だけではなく、ヨーロッパ圏外から投稿されている。トレンディングトピックになったのは、スペインのライフスタイルに合わない、深夜の時間帯だ」と批判した。

　またバルセロナは、バルトメウ会長とその家族に「脅迫と重圧」が与えられるようなメッセージも届けられていることを明かし、そういった論調に屈しない姿勢を示している。

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