beacon

旗手が2発!!3大会ぶりの金メダル目指すユニバ日本代表は白星スタート

このエントリーをはてなブックマークに追加

旗手の2発で日本は白星スタートを切った

[8.19 第29回ユニバーシアード競技大会・台北大会GL第1節 日本代表2-0マレーシア代表]

 第29回ユニバーシアード競技大会・台北大会が19日に開幕し、グループリーグの第1戦が行われた。B組のユニバーシアード日本代表はFW旗手怜央(順天堂大2年=静岡学園高)の2得点でマレーシア代表に2-0で勝利し、初戦を白星で飾った。

 決勝戦まで見据えると中1日での6連戦。日本の先発はGK小島亨介(早稲田大3年=名古屋U18)、DFラインは右からDF小池裕太(流通経済大3年=新潟ユース)、DF宮大樹(びわこ成蹊スポーツ大4年=清明学院高)、DF鈴木準弥(早稲田大4年=清水ユース)、DF岩武克弥(明治大3年=大分U-18)。

 中盤はMF重廣卓也(阪南大4年=広島皆実高)とMF守田英正(流通経済大4年=金光大阪高)のダブルボランチ。2列目は右から旗手、MF戸嶋祥郎(筑波大4年=市立浦和高)、MF松田天馬(鹿屋体育大4年=東福岡高)が入り、1トップをFW中野誠也(筑波大4年=磐田U-18)が務めた。

 試合が動いたのは前半35分、後方から宮、鈴木とパスをつなぎ、守田から受けた戸嶋が中央からドリブル突破。絶妙なパスをPA内へ送る。抜け出した中野がGKとの一対一から放ったシュートはクロスバーを叩くも、正面への跳ね返りを旗手が右足ダイレクトで叩き込み、先制に成功した。

 その後も押し込む日本は前半40分、守田のパスで左サイドへ仕掛けた松田がファーサイドへクロスを供給。飛び込んだ戸嶋のヘディングシュートは枠を捉えるもGKに弾かれる。

 それでもここで得た右CKから追加点。同41分、小池の蹴り入れたボールはゴール正面へ。こぼれを拾った旗手が目前のDFを振り切り、振り向きざまに右足を一閃。豪快に突き刺し、2-0と差を広げ、前半を折り返した。

 後半に入り、重廣が右サイドから攻め上がったほか、右CKをニアの味方が頭で落とし、最後はゴール前左の中野がオーバーヘッドでシュートを狙うシーンもあったが、またもクロスバーを叩いて追加点はならず。相手にボールを持たれる時間もあったものの、守護神・小島らを中心に最後まで集中力を切らさずに完封。2-0で試合は終了し、白星発進に成功した。

 同組のもう1試合ではウルグアイがカナダに2-0で勝利。日本と勝ち点で並んでいる。第2戦は中1日の21日に行われ、日本はカナダ代表と戦う。

●ユニバーシアード競技大会2017特集

TOP