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バルセロナ指揮官「ネイマールの退団は計算外だった」…開幕前に苦難を明かす

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バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督

 バルセロナエルネスト・バルベルデ監督が現地時間19日、リーガ・エスパニョーラ開幕戦を前に記者会見で新シーズンへの意気込みを語っている。

 今夏バルセロナは、ブラジル代表FWネイマールパリSGに電撃移籍。スペイン・スーパー杯ではレアル・マドリーに1-3、0-2と連敗を喫し、2戦目で負傷したFWルイス・スアレスが全治4週間と診断されるなど、開幕前の時点から苦難の状況が続いている。

 バルベルデ監督は「スーペルコパでマドリーに敗れたことは大きな問題だし、実際に失望した」と述べている。

 また、「L・スアレスの負傷については我々にとって大きな損失だし、それにネイマールの退団だって予期していないものだった。我々は前を向いて事を進めているが、普通にしているだけではダメなんだ」と語り、移籍市場閉幕までの新戦力確保を示唆している。現時点でバルセロナはMFコウチーニョ、MFウスマン・デンベレに関心を示しているとされるが、具体的な交渉の段階には至っていないようだ。

 17日にバルセロナ市内の繁華街で起こったテロ事件については、「本当にひどい状況だった。普通に生活することさえも難しいと思える悲劇だ」と語り、悲しみの表情を浮かべた。

 バルセロナは20日にベティスとのリーガ開幕戦が控えているが、覇権奪回を狙うバルベルデ新体制は、主力の離脱者続出で早くも窮地の状況となっている。


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