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1分45秒でつないだパスは44本…レアル、“全選手関与”の圧倒的ポゼッションから奪った追加点

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チーム2点目を奪ったMFカゼミーロ(右)をDFダニエル・カルバハルが祝福

 20日のリーガ・エスパニョーラ第1節でデポルティボと対戦したレアル・マドリーは前半20分にMFガレス・ベイルの得点で先制して迎えた同27分、圧倒的なポゼッションを披露して追加点を奪取する。

 スタートはGKのケイラー・ナバスだった。MFトニ・クロースにボールを預けると、左から右へ、右から左へとボールをつないでデポルティボを揺さぶり続ける。徐々に前進して敵陣でボールを回し、ここでも左右につないでPA付近まで運ぶと、右サイドで受けたMFイスコがサイドチェンジ。左サイドのDFマルセロがゴール前に届けた鋭いグラウンダーのクロスをMFカゼミーロが押し込み、2点目が生まれた。

 K・ナバスがボールを蹴り出してからカゼミーロがネットを揺らすまで、1分45秒。クラブ公式ウェブサイトによると、全選手がプレーに関与し、44本ものパスをつないでのゴールとなった。

 チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督は「2点目のゴールは練習から取り組んでいるもの。ああいう形でネットを揺らすことができたら全員が満足できるよ」と満足気に振り返っている。


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