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「アツトに心からの感謝を」内田篤人、7年過ごしたシャルケに別れ

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7シーズンをシャルケで過ごしたDF内田篤人

 シャルケは21日、DF内田篤人のドイツ2部ウニオン・ベルリンへの完全移籍を発表した。10年夏からシャルケでプレーし、「ウシー」の愛称でファンからも愛された29歳の右サイドバックが、7シーズン余りを過ごしたクラブに別れを告げた。

 シャルケのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)はクラブの公式サイトでコメントを発表。「ウチダは我々のところに来て、移籍を希望した。ケガで長期離脱していた彼は出場機会を求めていたんだ」と、移籍に至る経緯を明かし、「我々にとって簡単な決断ではなかった。しかし、我々としても彼がプレーする機会を奪いたくはなかった」と説明した。

 現地の報道によると、内田は18日に代理人とともにハイデルSDを訪ね、今後について話し合いの場を持った。15年6月に右膝を手術した影響で過去2シーズンはリーグ戦出場の機会がなく、ドミニコ・テデスコ新監督が就任した今季の開幕戦もベンチ外。出場機会を求め、新天地での挑戦を決断した。

 内田は7シーズンを過ごしたシャルケで公式戦152試合に出場。ブンデスリーガ104試合、DFBポカール8試合、UEFAチャンピオンズリーグにも29試合に出場し、10-11シーズンにはDFBポカール優勝、チャンピオンズリーグ4強入りにも貢献した。ハイデルSDは「シャルケのために常に100%を捧げてくれたアツトに心からの感謝を伝えたい。ウニオン・ベルリンでの幸運を祈っている」とメッセージを送った。

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