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内田篤人の新たなライバルが超強力?ウニオン・ベルリンでのポジション争いを分析

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内田篤人の新たなライバルが超強力?

 ウニオン・ベルリンへ加入したDF内田篤人は、どのようなポジション争いへ臨むこととなるのだろうか。現地記者に話を聞いた。

 内田は7年間着続けたシャルケのユニフォームを脱ぎ、ブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンへ1年契約で移籍することが決定。長期離脱後、シャルケで出場機会を得ることができなかったという点が、内田に移籍を決心させている。一体ウニオン・ベルリンとはどのようなチームなのだろうか。

 Goalドイツ版で記者を務めるアンドレアス・ケーニッヒ氏は、ウニオン・ベルリンについてヘルタ・ベルリンに次ぐ首都を本拠地とするクラブでは2番目に大きいとして、このように説明する。

「大きなタイトルを獲得したことはない。しかし昨シーズンは、あと6ポイントで入れ替え戦となる3位まで6ポイントと躍進した。一方で、スター選手はいない。レアル・マドリーに所属するトニ・クロースの弟、フェリックスがキャプテンとしているくらいかな」

 また、内田のライバルには30歳のオーストリア人DFクリストファー・トレンメルを挙げる。トレンメルは昨シーズン、ケガによる1試合を除きすべての試合に出場し、5アシストをマーク。今シーズンはここまですべての公式戦に出場しており、4試合で1ゴール3アシストと右サイドバックとしては驚異的な成績を収めている。

 ケーニッヒ氏は、イェンス・ケラー監督との関係性についても言及しつつ、ポジション争いについて以下のように語った。

「ケラーとウチダはすでにシャルケで2012年から2014年までともに働いているけど、当分はそれ以上のものにならないだろう。しかし、ウニオンはトレンメル以外のオプションを持っていない。ウチダの加入は、昇格を目標とするチームにとって力になることは間違いない」

 出場機会を求めて移籍を決断した内田だが、当然どのクラブにもポジション争いは存在する。内田は新天地ベルリンで、居場所を確保することはできるのだろうか。


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