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日テレ・メニーナ快挙?

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 全日本女子サッカー選手権は22日、3回戦を行い、ひたちなか市で行われた日テレ・メニーナ対浦和レッズレディース戦は、メニーナが0対4で完敗した。
 メニーナは“なでしこリーグ王者”ベレーザの下部組織。一回戦で同じ“ユース世代”の常盤木学園高校を、2回戦ではかつて優勝経験もある“大人の”清水第八スポーツクラブを破って3回戦に進出していた。試合開始直後からU-20日本代表の”ファンタジスタ“原菜摘子のドリブル&パスから”走って繋ぐ“サッカーを展開し、互角に試合を進めたが、“大人”とのフィジカルの差は大きかった。エースストライカーの永里亜紗乃(なでしこ=優季の妹、06年U-20代表候補)も、体力勝負では完敗だった。とはいえ、メニーナ各選手のボールコントロール能力、戦術眼は“大人”以上で、将来の”ベレーザ“は順調に育っていると感じさせた。
 注目の原菜摘子は危険なタックルとGK山郷のキック妨害で2枚のイエローを受け、後半途中で退場。“体力勝負”の大人に果敢に挑むさまは、アルゼンチン代表のアイマールを髣髴させるほどの逸材ゆえ、不用意な反則が残念でならない。
 一方の浦和は数字的には圧勝したとはいえ柳田、安藤の”なでしこ“コンビがアジア大会疲れか、動きが鈍く、ベスト8に向けて不安を感じさせた

ひたちなかで行われた、もう1試合、大原学園対スペランツア高槻は、大原学園が2対0で勝利してベスト8に駒を進めた。ベスト8は12月24日に行われる。

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