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上位対決を制した長崎が3位浮上!徳島は終盤に1点を返すも及ばず

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[9.10 J2第32節 長崎2-1徳島 トラスタ]

 V・ファーレン長崎徳島ヴォルティスによる“上位対決”を2-1で長崎が制した。長崎は3連勝で3位に浮上。徳島は今季2度目の連敗を喫した。

 J1昇格プレーオフ圏内につける4位・長崎と6位・徳島が直接対決。長崎はシャドーの2人が果敢にゴールに迫る。前半10分、相手のクリアミスをPA左角あたりでインターセプトしたMF幸野志有人が中央に切れ込んで豪快に右足ミドル。21分には、右サイドから仕掛け、パス交換からMF澤田崇がカットインし左足を振り抜いたが、枠を外れた。

 前回対戦した3月12日に行われたJ2第3節で3-1と勝利していた徳島。シーズンダブルに向けて、敵地での勝ち点3獲得を目指した。なかなか決定機を作れない中、アディショナルタイム2分、PA右からMF前川大河がシュート性のクロスを供給し、フリーで待っていたFW渡大生がヘディングシュートを放つが枠を外し、先制のチャンスを逃した。

 徳島は後半開始からMF大崎淳矢に代えてMF杉本太郎を投入する。だが、先制点は長崎に生まれる。10分、FKからDF乾大知がPKを獲得。キッカーの幸野が落ち着いてゴール左にねじ込み、試合を動かす。さらに長崎は15分、幸野のクロスからMF飯尾竜太朗のヘディングシュートはGK長谷川徹に止められたが、ゴール前の混戦からMF翁長聖が押し込み、2-0とリードを広げた。

 まずは1点を返したい徳島は後半26分、前川を下げてFW佐藤晃大をピッチに送り込む。しかし、最後のところで精度を欠き、長崎を脅かすことができない。それえも40分、MF岩尾憲の左CKからニアでFW山崎凌吾が頭で合わせ、1-2。1点を返したが、反撃はここまで。試合はそのまま長崎が逃げ切り、重要な一戦を白星で飾った。


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