前半11分から数的優位…“ドイツ王者”バイエルンが“ベルギー王者”アンデルレヒトに3発勝利
[9.12 欧州CLグループリーグ第1節 バイエルン3-0アンデルレヒト]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグが12日に開幕した。グループBのバイエルン(ドイツ)はホームにアンデルレヒト(ベルギー)を迎え、3-0で勝利した。
バイエルンは0-2で敗戦を喫したブンデスリーガ前節のホッフェンハイム戦から先発4人を変更。今季から新加入のFWハメス・ロドリゲスやDFニクラス・ズーレ、ベテランのFWアリエン・ロッベン、FWフランク・リベリが新たに起用された。
先に決定機をつくったのはホームのバイエルン。前半11分、MFコランタン・トリッソのロングボールに反応したFWロベルト・レバンドフスキがPA内に抜け出すと、後ろから追ったDFスベン・クムスが腕をかけて倒し、PKの判定が下された。
ファウルを犯したクムスにはレッドカードが提示され、前半早々にアンデルレヒトは数的不利を強いられる。PKはレワンドフスキが左に落ち着いて蹴り込み、戦力で勝るバイエルンが先制点を奪った。
その後はハメス・ロドリゲス、ロッベンがシュートを放ち、バイエルンが優位に試合を進めるが、10人のアンデルレヒトも持ちこたえる。前半41分、左サイドを突破したMFリエンダー・デンドンカーのクロスにフリーでFWニコラエ・スタンチュが合わせ、あわや同点という決定機もつくった。
1-0で折り返した後半2分、バイエルンはトリッソがゴール正面から鋭いシュートを放ったが、GKマッツ・セルスが横っ飛びでセーブ。後半も先にチャンスをつくったが、なかなか決めきれない。
すると、8人で中央を固めて守り、2人がカウンターに備えるアンデルレヒトも攻撃の機会をうかがう。後半4分、MFウカシュ・テオドルチュクのパスを受けたFWアレクサンドル・キプチュがPA内でシュートを放ち、右ポストを叩いた。
ところが後半20分、数的優位のバイエルンがようやくスコアを動かした。右サイドに走り込んだキミッヒが、中央からの鋭いパスにダイレクトでクロスを配給。DFとGKの間に丁寧にコントロールされたボールは、MFチアゴ・アルカンタラが落ち着いて流し込んだ。
バイエルンは後半32分、今季の公式戦デビューとなったDFジェローム・ボアテングをDFハビ・マルティネスに代えて投入。同33分にはリベリを下げてFWトーマス・ミュラーを入れ、さらに得点を狙った。
そうした後半45分、ボアテングのパスを受けたキミッヒがPA内に進入。1対1となった相手GKを冷静にかわし、無人のゴールにシュートを流し込んだ。このまま試合は終了し、バイエルンが3-0で勝利。昨季のドイツ王者がベルギー王者を下し、欧州の舞台で好スタートを切った。
バイエルンは欧州CL次節、27日にアウェーでパリSG(フランス)との首位攻防戦を迎える。アンデルレヒトはセルティック(スコットランド)と対戦し、今大会初勝利を狙う。
●欧州CL17-18特集
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグが12日に開幕した。グループBのバイエルン(ドイツ)はホームにアンデルレヒト(ベルギー)を迎え、3-0で勝利した。
バイエルンは0-2で敗戦を喫したブンデスリーガ前節のホッフェンハイム戦から先発4人を変更。今季から新加入のFWハメス・ロドリゲスやDFニクラス・ズーレ、ベテランのFWアリエン・ロッベン、FWフランク・リベリが新たに起用された。
先に決定機をつくったのはホームのバイエルン。前半11分、MFコランタン・トリッソのロングボールに反応したFWロベルト・レバンドフスキがPA内に抜け出すと、後ろから追ったDFスベン・クムスが腕をかけて倒し、PKの判定が下された。
ファウルを犯したクムスにはレッドカードが提示され、前半早々にアンデルレヒトは数的不利を強いられる。PKはレワンドフスキが左に落ち着いて蹴り込み、戦力で勝るバイエルンが先制点を奪った。
その後はハメス・ロドリゲス、ロッベンがシュートを放ち、バイエルンが優位に試合を進めるが、10人のアンデルレヒトも持ちこたえる。前半41分、左サイドを突破したMFリエンダー・デンドンカーのクロスにフリーでFWニコラエ・スタンチュが合わせ、あわや同点という決定機もつくった。
1-0で折り返した後半2分、バイエルンはトリッソがゴール正面から鋭いシュートを放ったが、GKマッツ・セルスが横っ飛びでセーブ。後半も先にチャンスをつくったが、なかなか決めきれない。
すると、8人で中央を固めて守り、2人がカウンターに備えるアンデルレヒトも攻撃の機会をうかがう。後半4分、MFウカシュ・テオドルチュクのパスを受けたFWアレクサンドル・キプチュがPA内でシュートを放ち、右ポストを叩いた。
ところが後半20分、数的優位のバイエルンがようやくスコアを動かした。右サイドに走り込んだキミッヒが、中央からの鋭いパスにダイレクトでクロスを配給。DFとGKの間に丁寧にコントロールされたボールは、MFチアゴ・アルカンタラが落ち着いて流し込んだ。
バイエルンは後半32分、今季の公式戦デビューとなったDFジェローム・ボアテングをDFハビ・マルティネスに代えて投入。同33分にはリベリを下げてFWトーマス・ミュラーを入れ、さらに得点を狙った。
そうした後半45分、ボアテングのパスを受けたキミッヒがPA内に進入。1対1となった相手GKを冷静にかわし、無人のゴールにシュートを流し込んだ。このまま試合は終了し、バイエルンが3-0で勝利。昨季のドイツ王者がベルギー王者を下し、欧州の舞台で好スタートを切った。
バイエルンは欧州CL次節、27日にアウェーでパリSG(フランス)との首位攻防戦を迎える。アンデルレヒトはセルティック(スコットランド)と対戦し、今大会初勝利を狙う。
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