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パリSGのキッカー争いに実はDFアウベスも…ネイマールに“譲った”FKの経緯を説明

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パリSGのDFダニエウ・アウベス(右)とFWネイマール

 リーグ1第6節のリヨン戦で、パリSGのFWネイマールとFWエディンソン・カバーニがPKキッカーを争ったことが話題となっているが、DFダニエウ・アウベスも別のセットプレーでキッカーに名乗り出ていたようだ。ブラジルメディア『グローボ・エスポルテ』が報じている。

 パリSGは1-0で迎えた後半33分、PA内でFWキリアン・ムバッペがPKを獲得すると、ペナルティースポットに立ったのはカバーニだった。しかし、その近くにはネイマールの姿もあり、キッカーを巡って言い争いがあったと報じられていた。

 ところが記事によると、キッカーを巡った闘いは後半10分にも見られたという。PAわずかに外でネイマールが倒されて得たFKについて、アウベスがボールを持ち続け、カバーニが渡すよう要求したが応じず。しかしこの場面でキッカーを務めたのはネイマールだった。

 この場面についてアウベスは「自分で蹴ろうと思っていたんだ。これまでも蹴っていたし、自信があったからね」と自らがキッカーを務めるつもりだったとコメント。しかし、「ネイマールがボールを取って、蹴ることができなかったんだ」と、ネイマールに“譲った”経緯を説明した。

 ただ、アウベスはキッカー問題の独り歩きを懸念するかのように、「われわれはチームスポーツをプレーしているのだから、個人的な結果はチームの勝利ほどに大事なことじゃないよ」と付け加えている。

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