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CLチケットがたった200円…ローマファンが破格の値段で観戦できる理由

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欧州CLグループリーグ第1節アトレティコ・マドリー戦に集まったローマサポーター

 27日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節カラバフローマ戦のチケットがわずか1.50ユーロ(約200円)で売り出されると話題になっている。『Goal』の取材により明らかになった。

 ローマは今シーズン、欧州CLグループリーグの開幕戦でディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリーをホームに迎え、スコアレスドローに終わった。次戦はアゼルバイジャン王者のカラバフとアウェーで対戦することになるが、チケットが安すぎるとしてSNSで注目が集まっている。

 ローマは18日、公式ウェブサイトにてカラバフ戦のチケット販売の概要を発表したが、23日から開始される一般発売のチケットの価格はわずか1.50ユーロに設定されている。しかしいくらチケットが安いとはいえ、カラバフが拠点を置くアゼルバイジャンの首都バクーまでローマからの直行便はなく、7時間以上の長旅となる。またフライトのチケットも500ユーロ(約6万7000円)ほどかかるため、費用はそれなりにかさむようだ。
 
 ファンからは「試合を見るためにインドの方まで行かないといけないのは残念」と、チケットが割安ながらも遠距離のため観戦を断念する声や、「ローマ・トゥスコラーナ対ラディスポリのチケットの方が高い」と、地元のアマチュアクラブの試合よりも破格の値段に驚きの声が上がった。

 10月31日にオリンピコで行われるチェルシー戦のチケットは40ユーロ(約5000円)から、12月5日のカラバフ戦のチケットは30ユーロ(約4000円)からに設定されており、カラバフ開催のチケットの約20~26倍にあたる。なお昨シーズン、カーディフで開催されたCL決勝のチケットは60ユーロ(約8000円)~390ユーロ(約5万円)で販売されていた。

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