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早くもリーグ戦5敗のクーマン「次に起こり得ることを理解している」進退は首脳陣次第

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ロナルド・クーマン監督の首筋が寒くなっている

 エバートンロナルド・クーマン監督は、自身の進退を決めるのはクラブの首脳陣だと語っている。

 22日に行われたプレミアリーグ第9節でエバートンはホームでアーセナルと対戦。FWウェイン・ルーニーの得点で先制するも、68分にはMFイドリッサ・ゲイェが2枚目の警告を受けて退場に。数的不利に陥ったエバートンは、その後アーセナルの攻撃陣の前に屈し、2-5で敗れた。

 アーセナル戦の逆転負けで今シーズン5敗目を喫したクーマン監督は『スカイスポーツ』で「我々はプレミアリーグの9試合を戦った。昨シーズンのトップ5との試合を終わらせたが、この順位はエバートンにとって良いものではない」と序盤に強豪との試合が重なったことが成績不振の理由と語った。

 続けて「私は長年監督を務めているから、今後起こり得ることを理解している。しかし、遅すぎるとは決して思っていない。このチームの責任は私にあり、私は選手たちを、彼らの献身性を信用している。しかし、決定を下せるのは私ではない」と進退はクラブ首脳陣に次第と考えているようだ。

 また試合について同指揮官は「もちろん試合結果には失望している。2-1の状況では、試合がどっちに転ぶかわからない。アーセナルは良いチームでチャンスを多く作り出していたが、2-1の状況では我々にも勝ち点を奪えるチャンスがあった」と言及。

「しかしゲイェの退場で難しくなった。アーセナルにスペースを与え、彼らにはそれを生かすだけのクオリティがある。この試合は良いスタートを切り、前半はすべてで戦えていて、(ジョーダン・)ピックフォードも多くのセーブを見せていたが、これがフットボールだ。能力の高い選手たちのいる彼ら相手に退場者を出せば、同等に戦えない」とゲイェの退場が試合の分岐点になったと嘆いている。

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