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高山が痛恨のPK失敗…J2王者・湘南、終盤に追いつくも岐阜とドロー

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[11.11 J2第41節 岐阜1-1湘南 長良川]

 FC岐阜湘南ベルマーレの一戦は1-1で引き分けに終わった。岐阜はホーム最終戦を飾れず、8試合白星なし(3分5敗)。湘南は今季初の連敗は免れた。

 すでにJ2優勝およびJ1昇格を決めている湘南。前半21分にMF下田北斗がロングシュートを放つが、GKビクトルに弾き出される。29分には、下田のパスを受けたMF神谷優太がペナルティアーク内から左足を振り抜くが、これもGKビクトルの好セーブに阻まれる。さらに34分、神谷のスルーパスに反応したFWジネイがPA右から左足シュートも、わずかにゴール左に外れた。

 前半は湘南が押していた。だが、先制したのはホームチームだった。前半44分、左サイドで縦に仕掛けたFW田中パウロ淳一がクロスを入れると、スライディングでカットしにいったMF奈良輪雄太の手に当たってPKを獲得。これをMF庄司悦大がど真ん中にチップキックで決め、岐阜が先制した。

 追いつきたい湘南は後半12分、奈良輪とジネイを下げ、DF高橋諒とFW高山薫を投入。さらに22分にはMF菊地俊介をピッチに送り込んだ。

 湘南は後半31分、神谷のスルーパスに反応した菊地がPA左から左足を振り抜くが、GKビクトルのファインセーブに阻まれる。だが、直後に庄司のファウルを受けてPKを獲得。キッカーの高山が右足を振り抜くと、GKビクトルの逆を取ったが、惜しくもゴール左に外れてしまい、同点に追いつくことができなかった。

 さらに攻勢を強める湘南。後半39分、高山のパスをPA右で受けたDF岡本拓也がクロスをあげ、FW端戸仁が決定的なヘディングシュートを放ったが、これも決めきれず。しかし王者が意地をみせる。42分、右サイドからのクロスをつなぎ、最後は端戸が左足で押し込んだ。副審はオフサイドと判断し、旗をあげていたが、主審と話し合い、得点が認められた。

 試合は1-1でタイムアップ。湘南と岐阜は勝ち点1を分け合った。

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