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出場校チーム紹介:高松商(香川)

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香川2連覇を達成した高松商高

第96回全国高校サッカー選手権

高松商高(香川)

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高松商高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 2-3 仙台育英高(宮城)
■出場回数
2年連続23回目
■過去の最高成績
3回戦進出(84、93、05年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場32回、同4強2回(95、98年)
■監督
川原寅之亮
■主将
MF伊賀龍太郎(3年)
■今季成績
[総体](県3回戦敗退)
3回戦 0-1 志度高
[リーグ戦]
プリンスリーグ四国6位(6勝4分8敗)
[新人戦](県4強)
県準決勝 0-5 四国学院大香川西高
■予選成績
1回戦 6-0 小豆島中央高
2回戦 0-0(PK4-3)寒川高
3回戦 10-0 高松桜井高
準々決勝 2-0(延長)尽誠学園高
準決勝 2-2(PK4-3)高松工芸高
決勝 2-1 四国学院大香川西高
■都道府県予選決勝布陣図&レポート
[4-4-2]

    西村陸  池谷柊斗

堀内洋司         中野瑛登
    末久傑  伊賀龍太郎

佐藤優多           {{林健信
    河辺壮瑠 高橋玲弥

       西滉太
[レポート] 
 第1シードで県内3冠を狙う強敵・四国学院大香川西高との決勝戦。受験で主力3人を欠く中での戦いとなった高松商は前半、相手に押し込まれる展開となる。だが、好守を見せたGK西滉太(2年)やMF伊賀龍太郎主将(3年)、DF河辺壮瑠(3年)を中心に我慢強く戦い、0-0で前半を折り返すと、前への意識を高めた後半にリードを奪う。1分、左ショートコーナーからMF末久傑(3年)が上げたクロスが相手オウンゴールを誘って先制。25分にも交代出場のFW横内和眞(3年)が左足で決めて加点した。香川西は高松商の10本を大きく上回る19本のシュートを放ったが、得点は注目エースFW高木慎也(3年)がアディショナルタイムに決めたPKの1点のみ。高松商が2-1で勝ち、2連覇を達成した。

MOM:MF伊賀龍太郎(3年)
■チーム紹介
屈辱の夏から成長遂げた伝統校、まずは全国1勝に挑戦
 夏冬通算50回を越える全国出場歴を持つ伝統校が、今春から指揮を執るOB・川原寅之亮監督の下、2年連続での選手権出場権をもぎ取った。昨年の全国大会で先発したメンバーが全て卒業し、主力は大きく入れ替わったものの、6試合中3試合の延長戦、0-2から終盤の2得点で追いついた準決勝などタフな戦いを乗り越えて優勝。MF伊賀龍太郎主将(3年)やDF河辺壮瑠(3年)、GK西滉太(2年)を中心に守るべく時間帯でしっかりと守り、セットプレーの強さやMF堀内洋司(3年)の突破力などを活かして奪った得点を白星に結びつけた。
 今年はインターハイ予選でまさかの県3回戦敗退。得点力不足などが課題となっていた。その中で、川原監督が「(選手たちに)自信が無かったのできっかけになれば」という理由で6月に『JFA Youth & Development Programme(JYD)』を受講。特別コーチの日本代表MF小林祐希(ヘーレンフェーン)からフィニッシュ強化の指導を受けて刺激を受けるなど、技術面やメンタル面から改善に取り組んできた成果が結果に繋がった。司令塔のMF末久傑(3年)が「今年は自分たちで努力して全国でも勝てるようにしていきたい」と語り、伊賀が「去年成し遂げられなかった選手権全国で1勝する」と意気込んでいたように、まずは全国1勝に挑戦。伝統校が全国で次の目標を達成する。
■県予選取材記者(森田将義氏)注目選手
高商スタイルの体現者
DF河辺壮瑠(3年)
「昨年はSBとして選手権のベンチ入りを経験したが、今季からCBにコンバート。最後まで諦めない守りで、高松商のスタイルを体現している」

伝統校の欠かせない存在
MF伊賀龍太郎(3年)
「対人の強さと球際での粘りが光る主将。ボール奪取後は、的確な散らしを入れるなど攻守に欠かせない存在となっている」

相手の隙逃さずに攻め上がる司令塔
MF末久傑(3年)
「効果的なパスで持ち上がりで、攻撃のスイッチを入れる司令塔。ボランチを組む伊賀との相性でバッチリ」

■過去の全国大会成績
【16年度 第95回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 駒澤大高(東京A)
【05年度 第84回(3回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK6-5)麻布大渕野辺高(神奈川)
3回戦 0-4 野洲高(滋賀)
【02年度 第81回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 武南高(埼玉)
【01年度 第80回(2回戦敗退)】
1回戦 3-2 東京学館新潟高(新潟)
2回戦 1-2 近大和歌山高(和歌山)
【00年度 第79回(1回戦敗退)】
1回戦 2-3 星稜高(石川)
【98年度 第77回(2回戦敗退)】
2回戦 0-3 清水市商高(静岡)
【97年度 第76回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 岐阜工高(岐阜)
【93年度 第72回(3回戦敗退)】
1回戦 2-1 光星学院高(青森)
2回戦 3-0 新宮高(和歌山)
3回戦 1-1(PK1-3)多々良学園高(山口)
【92年度 第71回(2回戦敗退)】
2回戦 0-5 帝京高(東京B)
【91年度 第70回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 岐阜工高(岐阜)
【90年度 第69回(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 市立船橋高(千葉)
【89年度 第68回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 中京高(愛知)
【88年度 第67回(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 秋田商高(秋田)
【87年度 第66回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 室蘭大谷高(北海道)
【86年度 第65回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 秋田商高(秋田)
【85年度 第64回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 市立船橋高(千葉)
【84年度 第63回(3回戦敗退)】
1回戦 1-0 東北高(宮城)
2回戦 1-1(PK5-4)暁星高(東京)
3回戦 0-5 藤枝東高(静岡)
【83年度 第62回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 帝京高(東京)
【80年度 第59回(1回戦敗退)】
1回戦 0-6 浦和南高(埼玉)
【78年度 第57回(1回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK3-4)韮崎高(山梨)
【64年度 第43回(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 鎌倉学園高(神奈川)
【37年度 第19回(1回戦敗退)】
1回戦 3-6 富山師高(富山)
■登録メンバーリスト
▼GK
1 西滉太(2年)
12 増田拓海(3年)
▼DF
2 浪越佳祐(3年)
3 河辺壮瑠(3年)
4 高橋玲弥(2年)
5 林健信(3年)
15 佐藤優多郎(2年)
20 山下虎太郎(3年)
21 倉本卓弥(1年)
22 木下諒士(2年)
23 安商太(3年)
27 組橋大地(3年)
28 藤井悠統(3年)
30 渡辺春人(2年)
▼MF
6 伊賀龍太郎(3年)
7 末久傑(3年)
8 中野瑛登(3年)
9 河野龍雅(3年)
13 西村陸(3年)
14 横内和眞(3年)
24 大植颯馬(3年)
25 田中伊吹(2年)
26 豊田大輝(2年)
29 堀切博統(3年)
▼FW
10 堀内洋司(3年)
11 池谷柊斗(3年)
16 船田光希(2年)
17 坂口大晟(2年)
18 佐々木安浩(3年)
19 末澤麟太郎(3年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2017
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2017

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