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千葉県予選決勝は『流通経済大柏vs市立船橋』に!13年度以来、5年連続で同カード

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千葉県予選は5年連続で流通経済大柏高市立船橋高が決勝進出を果たした

 第96回全国高校サッカー選手権大会千葉県予選は19日、準決勝2試合を柏の葉公園総合競技場で行い、流通経済大柏高市立船橋高がそれぞれ勝利し、決勝に歩みを進めた。2013年度以来、5年連続で同カードとなる。

 1試合目は流通経済大柏と日体大柏高が対戦。スコアレスで迎えた後半、流通経済大柏は計8本のシュートを放つも、得点を奪うことができず。10分ハーフの延長戦では互いに決定的な場面をつくることができないまま、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。

 1人目のMF宮本優太(3年)ら4人が成功した先攻の流通経済大柏に対し、後攻の日体大柏は3、4人目のキッカーが枠外へ。PK戦に4-2で勝利した流通経済大柏が8年連続の決勝進出を果たした。日体大柏は初の決勝進出まであと一歩に迫ったが、惜しくも及ばなかった。

 2試合目は市立船橋と八千代高が対戦。前半16分、八千代はスローインの流れからFW小堀潤也(3年)がボールを受け、中央にパスを送る。混戦の中から主将のMF正田稜(3年)が右足で流し込み、5年ぶりの決勝進出に向けて大きな先制点を奪った。

 ところが、市立船橋も主将の一振りが試合を動かす。前半31分、右サイドへフォローに入ったDF杉山弾斗(3年)が角度のない位置から左足を一閃。鋭い軌道を描いたシュートはファーサイドのゴールネットに突き刺さり、同点に追いついた。

 さらに市立船橋は前半アディショナルタイム、MF金井満生(3年)のスルーパスを受けたFW福元友哉(3年)がダイレクトシュートをたたき込み、前半のうちに逆転。後半は相手を押し込みながらリードを守り切り、5年連続となる決勝進出を決めた。

 決勝は23日、フクダ電子アリーナで13時5分から行われる。

準決勝の結果、決勝の日程は以下のとおり

[準決勝](11月19日)
流通経済大柏高 0-0(PK4-2)日体大柏高
八千代高 1-2 市立船橋高

[決勝](11月23日)
流通経済大柏高(13:05) 市立船橋高

(取材・文 竹内達也)
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